yosukeの日記: では。
では、ほんのちょっとだけ宇宙利用にどの程度の価値があるかについて考えてみましょうか。
例として、天気予報に関するパーソナル・ユースの観点から。
もし天気予報が無料では全く手に入らなかったとして、今の精度で情報の価値が1回10円あたりとしてもそれほど文句は出ないでしょう。それで、なんだかんだで週2回くらいは天気予報を知りたいとしましょう。
となれば、年間1000円程度。世帯数が4500万程度であることを考えると、年間450億円くらいの価値があることになります。
そのうち、気象衛星の貢献度はどの程度なのかは微妙ですが、10%ちょっととしても、それほど的外れじゃないでしょう。
であれば、天気予報のパーソナル・ユースにおける宇宙利用だけでも年間50億円かけられる、ということになります。われわれはそれだけのサービスを税金によって受けているのです。
#ちなみに、MTSAT-1Rは164億円。運用予定年数は10年。運用コストを含めても充分に回収できそうですね。ビジネス・ユースもあるんだし。
さて。国が行うことには、地球観測、天文、惑星探査などの科学分野、技術開発・維持、国際貢献・協力などの観点もありますね。
とっととやめて欲しいけど、予算はかなり食ってるのでIGSも含めましょうね。
宇宙開発間連費用に年間1600億円というのは決して高くないと思います。もちろんその中には不要なプロジェクトもいくつかあるのかもしれません。それは個々に評価していくべきでしょう。
結局のところ、かけたコストに対して充分なメリットがあるかどうかが問題なわけで。
道路建設がいわれているのは、投入した税金や環境にかけるストレスなどに対してのメリットが小さいものが多い、ということでしょう。
税金を使っているからっていうだけで、程度を無視して十把一絡げにするのは全く意味がありません。
ところで、こういうことを言うのであれば、どうして"税金を使ったサービスは全てやめろ"と言わないんでしょうね。
#ちなみに有人飛行の商業的価値はそれなりにあるぞ。Dennis Titoは一人で2000万ドル払ったんだし。ふじ計画ではそれが数億円になればアイドルのプロモーション程度にも使えるものになると考えているし。Lance Bassはそれで行くんだし。アメリカ商務省は弾道飛行についてすら商業的価値を認めはじめてるわけだし。
擁護派ってなによ。 More ログイン