yosukeの日記: それは"独自"という言葉にとらわれすぎているだけ。
<あぶすと>
いいたいことは、最初のコメントにあるように、ちゃんと資料を読んだ方がいいのではないか、ということだけ。
</あぶすと>
ISSが大事なら、それこそSoyuzでいけばいい。独自運用ですらない。実際いまはそうしているし、ふじ関係者もそうすればいいと思っているだろう。勝手に限定をしてそれを否定しても何の意味もない。コンセプトが違うのだ。
#あと、ちゃんと読んだのであれば、オープン・アーキテクチャの項と打ち上げロケットの項に書いてあることに言及せずに、独自とだけいうのはおかしいと思う。
そもそも、ふじのコンセプトとは何なのか。
それは、ここに書いてある通り、万人のための有人宇宙飛行であり、そのために
- 安全であること
- 特別な体力や訓練を必要としない宇宙機の開発
- 低コストであること
- 10 年以内の確実な実現
を達成する、ことである。
#ちゃんと整理してあるじゃん。
もちろんそもそもこのコンセプトを満たす宇宙船があるならば、独自の宇宙船構想など全く必要ない。しかし、既存/計画中の宇宙船にこれを満たすものがあるのか。
同じカプセル型ということで、Soyuzを使えばいいという意見もあるが、それは果たしてSoyuz宇宙船について検討したうえなのだろうか。
まず、Soyuz宇宙船の建造コストについて。ちょっと探したけど、これはWeb上では見つからなかった。しかし、Soyuzを無人機にして再突入能力を抜いた簡易版といえるProgress補給船の建造コストは、ここにある通り2,300万ドルである。これより幾分高いと考えるのが妥当であろう。Soyuzは3人乗りであるので、建造コストだけでも1人あたり600万ドル。ちなみにRosaviakosmosはSoyuzのシートを1席2,000万ドルで売っている。これが低コストといえるのか。
次に、Soyuz宇宙船の構造についてである。Soyuzは基本的に3つのモジュールから構成され、前から軌道モジュール、再突入モジュール、機械モジュールとなっている。しかし、どうしてモジュールを3つにわけなければならないのか。さらに、どうして真ん中のモジュールが再突入するのか。ただ、打ち上げ/再突入時のGに耐えるため、そのような構成を取らざるを得なかっただけである。このことによって増えた接合部/ハッチは、当然構造上の弱点ともなるし、運用の難しさにもつながる。
付け加えるならば、Soyuz宇宙船は、ArianeやH-IIAなどじゃ上がらないし、ピギーバックにもならない。
さらに、乗員に必要な訓練について。
(snip)
って、かったるいからもうやめる。こんなことは知っていても知らなくてもどうでもいい。その気になれば、誰でもこの程度は調べられる。
とにかく、独自構想はオリジナルなコンセプトから出てきたものであるので、独自であることをもって批判したいのであれば、まず、そのコンセプトが必要ないことを示すべき。
ついでに。
いってるインタフェイスの共有なんて同型のハッチを使うだけ。しかも、いまさら新しく作って持っていくはずもなく、いまあるシャトルのものかSoyuzのものしか選択肢はないだろう。どんな経済的波及効果が?
さあ、NFL開幕戦を見ようっと。
それは"独自"という言葉にとらわれすぎているだけ。 More ログイン