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yosukeの日記: 日本惑星協会への入会の勧め。 5

日記 by yosuke

#文章の前に、私は日本惑星協会の会員ではあること、ただし運営側には全く関係ない一般人であること、を明記しておく。

はやぶさ2だけでなく、続くISASのミッションを実現させることに興味があるならば、遠回りかもしれないけど日本惑星協会に入ってみませんか?

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日本惑星協会(TPS/J)は、当時のISAS、NASDAの全面的な協力のもと、1999/9/30に認証を受け、1999/11/30に発足した特定非営利活動法人である。TPS/Jは、アメリカ惑星協会(TPS)と密接な連携を持っており、TPS/Jに入会するとTPSにも自動的に登録される。

TPSは、1980年に故Carl Sagan(元Cornell大教授)、Bruce Murray(元NASA JPL所長)、Louis Friedman(元JPL研究員/現TPSエグゼクティブディレクター)らによって設立された。目的は、活動を通して惑星探査・SETIへの支持を表明すること。現在の会員数は10万人を上回る。

TPSの主な活動は、年6回の会誌(Planetary Report)の発行だが、もちろん彼らの活動はそれだけではない。ロビー活動や署名活動もあれば、自らの宇宙活動の立案・運営もある。SETI@homeへの資金提供も有名なところだろう。
署名活動としては、冥王星ミッションへの署名活動などが挙げられる。計画が立っては予算不足で消えることを繰り返した冥王星探査に対して、TPSはいくつもの署名活動を展開した。結局、冥王星へのミッションはNew Horizionsとして、2006/01/15に打ち上げられた。その他にも火星探査、HST、Europa探査などに関しても署名活動の実績がある。また、現在も"SOS:Save Our Science"を行っている。
自らの宇宙活動としては、ソーラーセイルのCosmos1のようなものもあるが、例えばMars Polar Landerに載せたMars Microphoneのようなものもある。

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さて、サブジェクトに戻る。なぜあなたはTPS/Jに入るべきなのか。それはTPSの活動内容とTPS/Jの活動内容を比較すれば明らかだ。

TPS/Jの活動はどんなものだろうか。
もちろん、「星の王子さまに会いに行きませんか」「月に願いを!」のようなキャンペーンはすばらしい。はやぶさ人気の一因は少しはこのキャンペーンにもあるだろう。また、Planetary Reportの翻訳やメールマガジンの発行などもありがたい活動ではある。

しかし、厳しいことを言えばそれだけだ。TPS/JにはTPSのようなアグレッシブな活動はない。理事・監事を見ればものを言えそうな人はいるのに。なぜか。
簡単な話だろう。それはつまるところ会員数が足りないからである。NPOである以上、会費と寄付からしかお金は集まらない。お金がなければ、専属のスタッフは足りず、ボランティアでできる活動しかやれない。

だから、会員を増やすためにTPS/Jに入るべきなのだ。会員数が増えれば、TPS/Jだって、「日本には宇宙開発に興味があってお金も出す人がこれだけいる」と言うことができる。そしで、TPS/Jを、TPSのような宇宙開発の圧力団体として機能させるのだ。機能しさえすれば、個人でやるよりも遥かに効率よく署名なんて集まる。はやぶさには日本からだけでも31万人の名前が載っているのだ。それに、日本人は宇宙開発にもっとお金を出してもいいと思ってるんだから。

もし、会員になるだけなら年間\5,000で済む。それで年6回のPlanetary Reportとその抜粋の翻訳、年1回のカレンダーも届く。個人的な感覚では"お得"以外の何ものでもないと思っている。

だから、日本惑星協会に入りませんか?

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 日本の宇宙開発の一助となるなら、5000円なんて安いもの。

    #「このホームページ(日本惑星協会)を何で知りましたか?」との
    #アンケートの答えは「口コミ」でよかったのでしょうか?^^;
  • by Anonymous Coward on 2006年12月04日 21時35分 (#1069478)
    自分も資料請求しました。入会しようと思います。

    でも、この日本惑星協会ってロビー活動も署名活動もしていないんですね。

    お金がないからというのは本当の理由でしょうか?

    そもそもやる気がないのではないですか?
    http://www.planetary.or.jp/about3.html [planetary.or.jp]
    基本的な事業活動には「(1)会員組織をつくります」と「(2)宇宙に関心のあるすべての人々に対して、インターネットを通じて広報活動を展開します。」としかありません。

    日本行政に対してどのようなアプローチをするのか見えてきません。とても残念です。
    • 私の勢いだけの稚拙な文章を読んで、入会しようと思ってもらえるきっかけになったとしたら、とても嬉しいです。

      > そもそもやる気がないのではないですか?

      私には運営側が実際にどう考えているのかはわかりません。それはこの文章の冒頭に述べているコメントにある通りです。そして、現状がTPSと比較して残念なレベルであることもおっしゃる通りです。

      でも、TPS/J設立以来メールマガジンに載っているYMコラムの内容を読むと、本当はそういうこともやりたいんだろう、と思っています。そもそも、TPSの存在を受けて、TPS/Jはできているんですし。

      そのYMコラムをまとめた本「轟きは夢をのせて 喜・怒・哀・楽の宇宙日記 [bk1.co.jp]」のあとがきに、的川 泰宣JAXA執行役はこう書いています。
      日本惑星協会の活動は、数えるほどしかいない比較的高年齢のボランティアの方々によって推進されています。
      実際、ISASの一般公開時、TPS/Jの展示にいた方々は比較的どころか高年齢の方ばかりでした。
      もちろん、ボランティアも大切ですし、その方々が頑張ってくださっていることも事実です。でもそこに、さらに専属のスタッフを雇えたなら、もう一つ上の活動もできるのではないでしょうか? 私はそう考えています。
      親コメント
      • 惑星協会に問い合わせをしましたら丁寧な返事が返ってきました。
        要約すると「TPSと比べんじゃねー!こちとら大変なんじゃー!そりゃ、まぁな・・・」みたいな内容でした。

        とても気に入りましたので入会しようと思います。

        はやくスゲー金稼いで数億円ぐらい寄付したいわ。・・・がんばろう。
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