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yourCatの日記: 形状連想変換 9

日記 by yourCat

まだひっぱることえり/日本語変換ネタ。

ことえりが好きな理由の一つに、「…」や「‥」といった記号が、句読点のように一発入力できることが挙げられる。「…」はoption+「;」、「‥」はoption+「:」だ。対応する英語スクリプト文字の入力が同キーを使うことを根拠にしている。つまり、ピリオドと読点など同種の記号を同じキー操作に割り当てた、その延長線上にある。気持ちがよい。ことえり1は堪え難い変換高率だったためATOK8を買ったものの、こうした一発入力ができなかったため、以後バージョンアップをしていない。
ことえりは、記号が一発入力できることを重視している。ちょっと変わったところでは、「+」と「+」が同じキーなら、「*」と「×」も同じキーであるべきだという発想だ。「*」もあるので、option+テンキーの「*」に割り当てられている。同様に、option+テンキー「/」で「÷」になる。option+テンキーではない方の「*」は「※」だ。option+「=」で「≠」、option+「>」で「≧」、option+「$」で「¢」なんていうのもある。点取り占いに使っている「【」「】」はoption+「(」「)」だ。

こうして記号の一発入力に慣れると、一発で入力できない記号が恨めしく思えてくる。その代表が矢印「←」、「↑」、「↓」、「→」だ。
ことえり1では矢印キーを使った矢印直接入力があったと記憶している。option+矢印キーで、それぞれの方向の矢印が入力された覚えがある。残念ながらことえり2以降はこの機能がなくなったようで、仕方なく「みぎやじるし」で「→」に変換するといった方法を利用していた。もちろん「きごう」や「やじるし」で複数候補から選ぶことも可能だが、こちらは趣味に合わない。読みと一致しない変換を学習させるのが厭だし、候補から選ぶのも気に食わない。「みぎやじるし」なら記号は「→」しかなく、「右矢印」と変換したいことも稀だろうから学習させてもなんとかなると、我慢して使っていた。

ここでふと思いついた。英語スクリプトでは「→」を「->」と書くことがある。これを読みにして変換するのはどうだろう。読みのない記号は、同じく読みのない記号の組み合わせから変換できれば、一発入力に近い環境が実現できるのではないか。早速、無品詞の分類で辞書登録をすると、これがなかなか具合が良い。
調子に乗って、他にも登録した。「+-」で「±」、「>>」で「≫」はもとより、形が似ているところから「()」で「○」、「[]」で「□」も登録してみたが、これも「まる」「しかく」で変換するよりはよほどいい。「=:」で「≒」も結構使いやすい。この方式を「形状連想変換」と名付けよう。
形状連想変換も、やりすぎると使いにくい。「%. (%。)」で「‰」を登録したが、句読点を含むために漢字変換がやりにくくなる。これは「%%」で変換するようにした。「v|」で「↓」はアルファベットを含むので、記号から変換するとはいえず、ローマ字入力には馴染まなかった。こうして、いくつかの登録が削除されていった。

形状連想変換を使い始めて1年ほどになるが、まずまず他人に紹介できる方式だと思う。ことえり以外でも「・・・」で「…」を登録するなどの工夫で、三点リーダーの使い勝手が良くなるはずだ。興味のある人は試してみよう。

【今日の点取り占い】
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  • by Gururi (14221) on 2004年03月19日 2時51分 (#517277) ホームページ 日記
    そういや嫁さんがKeycapsを使っていろんな記号を入力してたのを思い出しました。
    #覚えないんだよなぁw
    option+;は知らなかった……(と早速使ってみる)。option+'とかoption+"とかもあるのね。
    iBook/PowerBookだとテンキーモードにするんじゃなく、fnキーとの組み合わせがいい感じかも>×÷
    ところで、option+shift++またはoption+shift+-(わかりにくいなぁw)すると、±が入力されませんか?
    • 一発入力を網羅する目的で書いたものではないので、漏れも多いですよ。点取り占いに使っているoption+「(」/「)」やoption+「"」、option+shift+円記号なども、わたしはよく使っています。
      Book/PowerBookだとテンキーモードにするんじゃなく、fnキーとの組み合わせがいい感じかも>×÷
      ああ、なるほど。どうも、iBookで初めて触れたfnキーの存在を忘れがちです。option+「+」/「-」も忘れていました。
      ちなみにoption+数字にもいろいろ割り当てられていますが、その多くが連想できないために、わたしは使っていません。
      そういや嫁さんがKeycapsを使っていろんな記号を入力してたのを思い出しました。
      わたしもよくやりました。Keycaps DA相当がなくなったのは残念ですね。かといってフリーウェアを探すほど必要でもないという、……。
      もっともわたしはMac OS 8あたりから、よく使う記号の入力方法をファイル名にしたクリッピング書類を個別に用意して、フォルダにまとめてアップル・メニューに入れるようにしましたが。アップル・マークとかランチャーでお馴染みの菱形とか(R)とかTMとか、ね。

      # 円記号はCocoaアプリケーションで入力すると厄介なことになるので書かなかった
      # こういう時のために、IE:macやiCabなどのCarbonアプリが必要
      親コメント
  • 「形状連想変換」の考えを推し進めて、漢字入力全てをそんな方法で行う日本語入力FEP「にこにこ [vector.co.jp]」という物が、MS-DOSの時代にありました。今探してみたら、Macintoshへの移植 [portside.net]もあるようです。
    • ああ、漢字の形状連想変換は次のネタのつもりだったのに。

      # それでも次のネタにとっておこう

      漢字Talk 7時代には、NIK-Code for Mac以外にも、こうした有志作成の変わり種漢字変換ソフト (漢字Talk 7以降ではIMという) がいくつか発表されています。シフトJISを1byteずつ入力する『 [vector.co.jp]』なんていうものもあります。これはX68kからの移植だったと記憶しています。『す』がどんなものかは『 [vector.co.jp]』の説明を読んでください。

      当時、技術評論社から出ていた『Macintosh Developers' Journal日本語版』に、『いろえんぴつ』という独自IMを作る連載記事があったために、情報が十分出回っていたのがよかったのかもしれません。ちなみにこのいろえんぴつは、変換候補の意味を辞書から検索して表示するというもので、コンセプトは今ある市販のIMEに様々な形で引き継がれています。
      親コメント
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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