yourCatの日記: 変化するMacコミュニティー
MacSlashの今週の国民投票は「あなたの好きなFTPクライアントは?」だ。歴史あるFetchや一番速いといわれるTransmit、NeXT風のRBrowserを抑え堂々首位を独走中なのはなんとTerminal。日本語で読める範囲内では、Mac OS 9ユーザーによるTerminal排斥論が目に付くだけに驚きである。かくいうわたしもTerminalに投票したが。……
Macコミュニティーはものすごい勢いでその姿を変えつつある。OS 9とOS Xがこれだけ違うのだから当然ともいえるが、少々節操がないともいえる。しかしそれだけAppleが、OS Xを通じてうまくMacコミュニティーをUNIX文化に引き合わせたのだ。NeXTという前例があるとはいえ、やはりこの辺りはAppleのブランド力とJOBS氏のプロデュース力の凄さだろう。
タイミングよくこんな記事をあげたが、こうしてMacコミュニティーはその主役を「Mac信者」からUNIXとしても使いこなせる層へとシフトしていくのだろう。O'Reilly Networkには、こうした変化をレポートした『The Changing Mac Community』という記事があがっているので、興味がある向きは是非。というか、記事に含めてもよかったなぁ。
ただ大きな問題がある。例えばOpenSSHの脆弱性だが、ユーザーが自力でパッチを当ててしまうと、後でAppleからアップデーターが出たときにちゃんと当てられなくなる可能性があるのだ。ソフトウェアアップデート (OS組み込みの自動アップデート機能) はユーザーによる改変に頓着しない。このため勝手にパッチを当ててしまうと、アップデーターに何をされるか分かったものではない。
しかし未だにAppleからはOpenSSHのアップデートが出ない。これは困る。vm_converterさんも書いているが、プロプライエタリの最大の弊害だ。
ちなみにアップデート対象のパスを変えただけでソフトウェアアップデートはうまく機能しなくなる。WindowsやUNIXユーザーから見ると当然かもしれないが、Macユーザーから見ると移動もリネームもできないことが信じられない。Appleに特定の使い方を強制されているようで、居心地の悪さを感じてしまうのだ。UFSにはエイリアス・レコードがないため仕方ないのだが、せめてHFS+では活用してもらいたい。
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