yumeの日記: またブラウザゲーム作ったよ〜〜 5
itch.ioで『Bad Guy TV』を公開したよ。
ファンタジーテレビ番組風のチキンレースゲーム。
Mini Jam : 78 の参加作品。期間は72時間。
今回の制限は「You are the Bad Guy」。
Bad Guyは「悪役」という意味だけど、「悪いやつ」を意味するとは限らない、って『シュガーラッシュ』で言ってたのを思い出して、じゃあ悪役を演じる何かを作ろうか。と考えた。
で、最近遊んだ『Loop Hero』をもっと単純化できないかなぁ、というアイデアと合体して「ゲストヒーローを倒れる直前まで戦わせる危ないテレビ番組」という設定に。
ゲームには「ゲストヒーロー」が登場し、勝手に右に進んでいく。
右端に到達するたびに、プレイヤーは次の二つを選ぶ:
・悪役をステージに追加する。
・ボス戦を開始する。
これ以外の操作は不要!
これを繰り返して、ヒーローが倒れるか、ボスを倒すまで番組は続く。
番組が終了したとき、視聴率とスコアに応じて「報酬」が決定され、プレイヤーに支払われる。
視聴率は、主にヒーローの現在体力によって変動する。ヒーローが元気なうちは退屈とみなされて視聴率は徐々に下がり、体力が50%以下になると徐々に上昇する。あと戦闘でも少し増える。
初めのうちはステージ上に悪役が少ないので、ヒーローは簡単に進めるけど、悪役はそれぞれが悪役同士を強化する力を持っていて、数が増えるとダメージが嵩んでいく。ヒーローが倒れてしまうと、多額の治療費を報酬から引かれてしまう(赤字もありえる)ので、ヒーローにボス戦の余力があるギリギリを見極めてボス戦を始めるのが、報酬をたくさん得るミソ。
英語版しかないので、各モンスターの特殊能力をまとめておく:
・Cursed Head(赤丸頭)は悪役全員にクリティカル率を5%追加。
・Count(吸血貴族)は悪役全員に吸血効果確率を5%追加。
・Witch(魔法使い)は2秒ごとに悪役全員を5回復。
・Slime(スライム)は悪役全員の体力を2追加。
・Crab(ヤドカリ)は悪役全員の防御チャンスを5%追加。
・Bat(こうもり)は移動と攻撃速度が早い。
ヒーローは3人いて、それぞれギャラが違う。
・弱いけど無料の暇人。0円。
・強くて扱いやすい戦士。250円。
・体は弱いけど吸血効果持ちの吸血鬼。500円。
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個人的な挑戦としては:
・アニメーションするUIを作る
・アセットを使う
UIは相変わらず時間がかかる。アセットを使うのも思った以上に大変だ。というのも、イメージ通りのアセットがあることなんて滅多にないし、あったとしても一通り全部揃うということはまずないからだ。
今回は16x16サイズのモブキャラが詰まってるパックを買って、足りない分(ヒーロー2体分)は自分で描いた。ちょうどメデューサゲームのピクセルワールドの時に描いたディアティスがいい感じに16x16だったので助かった。
背景に至っては全くしっくりくるのがなかったので、丸ごと自分で描いた。
22ドルで買ったのに全然使ってないアセットとか余っちゃった……。
お金の使い道があんまりないので、アンロックヒーローを増やしたりしたいなぁ……というところで時間切れ。まぁでも、プログラミング力も結構あがってきた実感があった。以前だったら絶対3日ではできなかっただろう。カードで何かを追加していく仕組みもだいぶこなれてきた。今なら『ハイパーインフレーション!』ももっとうまく作れるだろう。
これは面白い! (スコア:1)
シンプルな操作性。
スピーディーな展開。
タワーディフェンス/オフェンスの要素を持ちつつ、目的は守る事でもやっつける事でもない。
必然と偶然が入り交じるプレイ感。
どこかで見た感じのゲーム…なのに新しい。
それをうまく理由づける「TV番組」という絶妙な設定。
実にイイです。
Re:これは面白い! (スコア:2)
ありがとー! うれしいです!
おいコラ!われ! (スコア:0)
SOPHOS UTMのブラックリストに反応してしまい、、、アクセスブロックされたったよ、、、。
Re:おいコラ!われ! (スコア:2)
ごめん、SOPHOS UTMがなんなのかわからない。それがセキリュティソフトなら、itchのブラウザゲーム で危険なものは無いからドメインごと無視して大丈夫……だと思うよ。
ブラウザで起動しただけでやばいものとか、いまどき作れるのかな? 詳しくないけれど。
Re: (スコア:0)
ファイヤーウォールみたいね。
ブラウザで起動するだけでヤバいのなんてそんなのブラウザの致命的脆弱性だからそうそう作れんよ。
作れても早晩アプデで潰されるし。
割と昔から、セキュリティソフトは仕事してるアピールの為に態々敵を定義し直す事をやっている。
ユーザーが意図的に導入したハッキングツールを検知してみたり、
発動する経路の無いマルウェア断片を検知してみたり、
利用者数の少ないアプリをとりあえずで検知してみたり、
高負荷なアプリや採掘スクリプトを検知してみたり、
トラッキングクッキーをマルウェア扱いしたりもあった。
酷いとリファラーすら悪者扱いして削除した結果、
ユーザーがCSRFに対して脆弱になるなんて本末転倒とかもやった。
検知内容チェックして、それが仕事してるアピールの為のオオカミ少年なのか、
ただの誤検知か、本当にマルウェアの可能性のある動作なのか見極めねばならない。