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yuriの日記: 読書日記 2

日記 by yuri

免田栄獄中記」 、免田栄著、社会思想社、 1984.5
冤罪で死刑判決を受け34年間刑務所に入っていた免田さんの手記。
「死刑台に多くの人を見送っての結論は、やはり死刑はあってはならぬ、ということである。国家による殺人は、あまりにも残酷だ」
警察官の人がノルマで交通取締り件数をあげているという話(都市伝説?)は聞いたことがあるけれど、同様に犯罪検挙率が高いと表彰されたりするそうで、そんな組織ルールの犠牲になった人がいるということを知った。いまもあるんだろうか、あるんだろうな。。
じゃあ私たちは何をすればいい?
短絡的な私はすぐに答えを求めたがる。

「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」、辺見じゅん著、文藝春秋、1992.6、ISBN4-16-734203-0
(現在は文庫版がでているらしい)
上の免田さんの本もこの本も、父の叔父の蔵書だ。
大叔父は戦争が終わってから数年間シベリアで抑留生活を送ったという。
海部さんが総理だったときに、捕虜だった人に功労の記念品かなんだかを差し上げるので申し出て下さい、という新聞広告が掲載されたらしくて、それに名乗り出たら、金の盃を貰ったという話を以前聞かせてくれた。
生命の代償が金の盃。
献血記念じゃあるまいし。。
正直な感想は、「なんだかな~」。聞いていて虚しい気持ちになったことを思い出す(10年くらい前)。
話してくれた本人はもっとやるせない気持ちだったんだろうな。

話を聞くだけで虚無感に襲われてしまう、その暮らし。
希望を失わない強さを持つ人がいたということに勇気づけられる。
同時に、無力な私はまたもや速攻「なんとかならないんだろうか」と考えて^H^H^H思ってしまう。

もっと考える力が欲しい。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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