yutarineの日記: 英語圏の人は特殊文字をどうやって入力してるんだろう? 2
パソコン初心者だったころ、Wordで文書を書いてるときに℃とかμとか下付きの数字「3」の入力の仕方が分からずに手こずっていた。
特殊文字ツールやらWordの機能やらでなんとかひねくり出してやりくり。
それから少しばかり上達してくると、大体は日本語入力から入力できるようになってきた(IMEで入力しやすいよう割り当てたりして)。
この頃あたりから、「英語圏の人はIMEとか使わないで直で入力してるんだろうけど、どうやってるんだろう?」という疑問を覚える。
けどまぁ自分には関係ないので、疑問はすぐに霧散。
しかし、その後も特殊文字の入力で手間取るとふとその疑問が脳内に湧き上がってくる始末。
その度に結局考えるのも面倒なので、再び霧散。
で、最近ふとしたことで温度について調べてるときに「℃」の表記は英語圏では「°C」(°とC)と表すという記事を読む。あー、そういえばそんな感じだったなぁというのを思い出した。
で、そこからいろいろほじくって調べてみると、どうやら Compose key とやらを使えばキーボードのみで「°」は入力できることが分かった。
「はて?Compose keyってどのキーのことだろう?」と思って調べてみると、特にそんなキーは無くて使わない空いてるキーに適当に割り当てるそうな。
それでUbuntuのキーボード設定をあれこれいじくって右SuperキーをCompose keyにしてみた。
してみたけど、何をどう打てばいいのか分からない…。困った。
あれこれ調べてみると、Compose keyを押した後に続けて2つほどキーを入力すればいいとのこと。
「°」だとCompose keyを押して(離す)、その後に「o」を押し離し、「o」を押し離す
「±」は同じ要領でCompose key、+、-
その他、簡単なのはCompose keyに載っている。
一覧表はかなり膨大なので普段使うのだけ覚えて使えば良さ気。
½, Å, ₃, ŭ とかすぐ出せるようになった。
ただ日本語の文書では「℃」は1文字の方を使った方がいいだろうし、HTMLだとタグで文字修飾する場合もある。そこはTPOに応じた使い分けになるかな?
使えるからといってなんでもかんでもごちゃまぜで使うと後々面倒になるし、どこかに提出したり共同で使う文書の場合も注意が必要だし。
とまぁ、これでやっと「英語圏の人は特殊文字をどうやって入力してるんだろう?」という微妙に気になる謎はそこそこ解けたと思う。
キーボード使わなくても文字マップツールとかもあるわけだし。
一歩前進。
こちらの方の日記には他の入力方法についても書かれていて参考になりました。
キーボード配列の設定変更(また続き) | numaの日記 | スラド
MacはoptionキーでANSI(+α)を網羅してる (スコア:2)
Optionキーの組み合わせで出るようになってます。
丸Cも,Option+Gですぐ出せます。Windowsはその辺面倒いねん。
とWindowsから書き込んでみる。
USが英語圏の全てではない (スコア:1)
英語圏の人がcompose keyを使っていたりはしないと思う。と言うか、英国やカナダのキーボードならAltGrがあるから、それを使うだろう。
日本では存在すら忘れられている感じだが、ISO/IEC9995と言う規格があって、それにはAltGrがある。日本人になじみのあるJISやANSIにはないってだけ。
アメリカでもMacならOptionキーがあるからそれを使えば良い。Windowsを使っている人がどうしているかは知らないけど、アプリケーションにたよるか、似たものでごまかすかのどちらかだろう。
普通はそれで足りるし、自分も日本語のフォントに頼らないようにするにはアプリケーションの機能を使う。それが確実だから。