yutarineの日記: 属人思考による組織の腐敗 1
権威主義が具体的にどういう問題につながるのかなー?というのを調べていて次の論文を読んでみていた。
日本労働研究雑誌 2007年8月号(No.565)
組織風土の属人思考と職業的使命感
組織不祥事の大きな要因として「属人思考」というのがあるらしい。
属人思考とはなんぞや?と調べてみるとどうやら権威主義の一形態で、組織のいろんな決定において事柄ではなく人を重視するような傾向とのことらしい。
あれか。たぶん「なにを言ったか」じゃなくて、「誰が言ったか」で物事が決定するヤツだ。
属人思考に関しては以下の資料に詳しく書かれていた。
経済産業研究所(RIETI)
BBLセミナー 2008年11月17日 : 岡本浩一(東洋英和女学院大学)
組織風土と上司の役割 - 08111701.pdf
あー、こういう属人思考的な風潮って社会のいろんなとこで見られるなーとは思った。組織の上層部がそういう風潮を強要してる場合だけじゃなくて、部下の方が率先して職場をそういう風潮にしていくとかもあるだろうし。
そういう組織でヘタに改革を要求すると、上からも下からも敵視されて針の筵になりそう…。そもそも属人思考で成り立っている組織に正攻法は通用しないわけで余程上手く立ちまわるか、同調者を集めて同じ属人思考で対峙する(社内クーデター)くらいになるかなぁ。移れるならさっさと転職しちゃった方がよさ気。トップのカリスマ性で上手く循環してる企業だと属人思考でいいって場合もあるだろうけども。
(追記 : 能力のないトップが権威を振りかざすと権威主義になり、トップに能力があるなら権威主義とはならない模様(組織風土と上司の役割)
# 日本社会には属人思考が形成される何かがあるんだろうしそれが何なのかはなんとなくは分かるけど、まぁ気が重くなる話だ
大阪のあの人とか (スコア:0)
橋下氏はよく「独裁」とか言われてましたけど、あの人の理屈上は、行政システムを見直して誰がトップになっても同じ手続きで実務回るようなテンプレ作れ、だったんですよね。
ずっと地味な知事・市長に代わって全国区で報道されることは少なくなりましたが、きちんと芯となる方針は継続されているようで。
あと旬なネタとして、改憲について世論調査に「安倍政権での改憲を支持するか」って項目があったようですが、これってまさに属人思考で国の行く末を決めろって話なんだけど、支持しない(つまり属人思考OK)が過半数占めてたみたいで。
そんな問い方する方もする方だけど、答える方もその程度なんですね。