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日記

yutarineの日記: 「はい」か「YES」で答えろ、という問い 1

日記 by yutarine

どうも自分が観測できる狭い世の中だと
「これこれこういう条件なら賛成します」
という返事はウケが悪い。

始めからある程度の条件が提示されていて、その状態で
『「はい」か「いいえ」を選べ』
というのは分からないでもない。むしろ必要な条件を出された上でも態度を保留するのは優柔不断と捉えられてもしょうがない節はある。

さて世の中には個人的判断ではなく、社会的立場で判断を迫られることも多々ある。
職場で指揮命令権のある上司からの
「お前はこの案に賛成するよな?」
というのは、日記タイトルにあるように
『「はい」か「YES」で答えろ』
的な意味合いでもある。ほぼ命令に近い問いなので、部下としての立場では同意する以外の選択はない。
ただ厳密には問いであって命令ではないので、「NO」と答えることも出来なくはない。ただその場合は上司との社会的立場をかけた権力
闘争に発展する覚悟を持って「NO」と答える必要があるんだろう。
また条件付き賛成という答えも出せなくもないのだけど、その場合も社会的立場上の同意ではなく条件付きの判断での同意になる。
そうすると質問者(上司)の意図する答えではないためウケが悪いことになる。

そして大抵の場合は、個人的判断か社会的立場での判断かのどちらを求められているのかが曖昧でしかない問いが出されることが多い。
質問の意図を確かめようとしても慎重に確認作業を行わないと下衆の勘繰りと思われるという始末。
(慎重に行うよりもご機嫌を伺いながら確かめる方が適切かも知れない)

交渉術としては、とりあえず賛成の意思を示すことで譲歩を引き出して条件を付けてもらうという手法もあるだろう。
始めから条件付き賛成とするのではなく、賛成した後に条件を付けていくという方法。
ただこれも後出しであれこれ要求を通そうとするわけだから、ヘマをして交渉にしくじると印象が最悪になる。ハイリスクハイリターン。

まぁ問いも答えもケースバイケースで結果もなるようにしかならないわけだから、自分にとって悔いが残らない選択をしていくのが大切
なんだろうなぁ。

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