yutarineの日記: 弱者とはなんなのかについて 5
飛行機の話でいろいろ盛り上がってるけど、社会の中の弱者っていうのはなんなのだろうか?というのを考えていた。
少し前まで相対的貧困の話が出ていて、貧困が連鎖している状況という話が出ていた。
満足に食事が取れずに栄養不足になっている子供たちがいるという話も出ていた。
そんな中で「旅行で飛行機に乗るときに差別的扱いを受けた」という話はどれくらい現実感がある話として捉えられているのか?とは思った。
貧困で満足に旅行にも行けない人達もいるだろうし、職場で上から無理難題を押し付けられながら働いている人達もいるだろう。
そういった人達もいる社会で、飛行機に乗るときに差別的扱いを受けたというのはすべての人が現実感を持って受け止められているとは思いづらい。
同じ日本でもどこか遠くの別の世界での出来事かのように見えてきたりもする。
別の世界の話にお金が使われるのに、なぜ自分たちの世界の暮らしは楽にならないのかという疑問が出てきても不思議でもない。
障害者にとって暮らしやすい社会は健常者にとっても暮らしやすい社会になる、というのは本当に筋道のある話なのだろうか?
自分たちが必死に働いても生活は楽にならず貧困からも抜け出せない。それでも、旅行にも行けて社会的に守られているという人達に対してはいろいろ配慮されてお金も使われている。
貧困も解消され障害者も暮らしやすくなっている社会というのが理想像だろう。
だけど社会の中には目も向けられず自らについて語る言葉も持たない人達というのはいつの時代にも存在するのだと思う。
理想像の押し付けや理想の実現のために、不満を声に出したくても出せない人達に疲弊や負担が集中してしまってはいないだろうか?
果たしていまの社会はそういった人達に対して真正面から向き合おうとしているのだろうか?とは常々思う。
# 特に具体的なデータも中身もないので、単なる戯言でしか過ぎないお話
でも…… (スコア:2)
「旅行が出来る障害者」に対して、もっと下の人が居るから、そっちの方を優先すべきだ、とかヌかす人は、大概の場合、「もっと下の人」の人が声を上げた時にも、更に下の人を見付け出して、更に下の人が声を上げた時も、更に更に下の人を見付け出して……結局、誰にも手を差し延べないんじゃないんすかね??
つか、今回の件に限っていえば、例えば、当事者がラジオ番組に出た時に、「いや、もう終った話なんで」感がありありと出てた上に、国交省の対応も妙に早かったので、実は、航空会社や国交省とは、さっさと、話やカタを付けてて、もう時計の針は戻せない状態になった後で、やっと、ニュースとして報道されたんじゃにゃ〜かと。
Re:でも…… (スコア:2)
あと、凄く個人的な事ですが、車椅子の知人(顔見知り程度も含む)が何人か居るので、微妙に他人事じゃないんですよ。
例えば、昔の勤め先に居た○○さんが仕事で出張になったら…とか、福祉関係の会社の社長やってる××さんが以下同文とか、某イベントでよく見掛ける△△さんが……とか、どうしても具体的な人の顔や名前や、その人が公共交通機関なんかを利用するケースが頭に浮かんでしまう。
さらに、ある程度、大きな会社なんかだと、障害者を一定数雇わないと、政府に納付金払わないといけないので、大企業ほど障害者を雇う。そうすると、どうしても、その障害者の中にも有能な人とか管理職になる人とか重要な仕事を任される人も出るでしょうから、出張のケースなんかは有り得る訳で……。
だから、これって要は、弱者=かわいそうな人、と考えるだけでは不十分で、凄く有能な人とかでも、ある局面においては、弱者になり得る、じゃあ、そう云う場合にどうするか?? も考えなけりゃいけないんじゃないかと。
かてて加えて、一定数以上の車椅子その他の身障者が短期間に日本に来ても大丈夫な状態にしとかないと、パラリンピックは、どうすんだよ??って問題も。そりゃ、俺は、個人的には、東京オリンピック/パラリンピックは開催権を返上すべきだと思ってますが、多分、それは無理な訳で。
Re:でも…… (スコア:1)
企業と障害者の関係で見れば、障害者対応出来ていない企業側が対応するべき話なんですよね。
ただ実際には現場で対応されている方がいるから成り立っているわけで、そのへんの負担を減らしていく必要があると思うんですよ。
想定していない対処の必要性が発生した場合、現場の人は企業と障害者との間で板挟みになるわけなので。
障害者と言ってもそれこそ障害の種類や程度によって取るべき対応は多岐に渡ってくると思うんですよ。
「企業が対応したからその話は終わり」じゃなくて、どういったケースが想定されるのかとかもしトラブルに発展したらどう対処すれば
いいのかというのを現場の作業に落とし込むまで行う必要があるはずなんですけど、どうもそういった話はほとんど目にしないので違和感
を覚えるというかなんというか。
障害については個人のプライバシーに関わるからあまり公に出来ないというのはあるでしょうけど、そのへんをなんとかクリアしていかな
いと現場でのトラブルが続いていくことになるんじゃないかな?とは思います。
さじ加減 (スコア:1)
痴漢vs痴漢冤罪とかもそうですけど、
「弱者」とされる側がいわゆるポリコレ棒振り回して相対的「強者」を叩いて、騒いだ人らは溜飲下げられたかもしれないけど、結果として両者間の分断はむしろ大きくなるんですよね。
そうすると一般的な「弱者」に一層しわ寄せがいくんですが、その方が騒ぎを起こすプロ弱者としては逆にネタが増えて都合がいいわけで。
普通なら死んでておかしくない状態でも一応生活できる程度には社会は進んできてるんですが、その原資(金には限らない)はどっから出てるのかってことも少しは考えた方がいいと思うんですけどね。
Re:さじ加減 (スコア:2)
実は、痴漢冤罪に関しては、誰が弱者で、誰が強者かは、ややこしいようで単純でして……容疑者と被害者が弱者で、強者は警察なんですよ。
痴漢冤罪は、あくまで、冤罪事件の部分集合に過ぎず、日本における冤罪事件全般に対する問題が片付けば(まぁ、それが簡単じゃない訳ですが)、痴漢冤罪問題は8〜9割方解決したも同じな訳で。