yutarineの日記: 創作お仕事絵巻 1
日記 by
yutarine
とある未来の社会に伝わっている昔話
ダディ 「よーし今日の分のノルマは終わったぞ」
息子 「やったー。じゃあ公園行って遊びたーい」
ダディ 「息子よ。時計をよく見てご覧?まだ業務時間中なんだ。遊べないよ」
息子 「ねぇ、パパ?さっきからパソコンで同じ文章を書いたり消したりマウスをぐるぐる回してして何してるの?」
ダディ 「こらこら、パパの仕事の邪魔はいけないよ。でもね、これもちゃんとしたお仕事なんだ」
息子 「え、今日の分は終わったんでしょ?書いたり消したりマウスを回すのがお仕事なの?」
ダディ 「こうやってると、ちゃんと頑張って仕事してるんだぞってのが会社に伝わるだ。これもお仕事には必要なことなんだ」
息子 「えー?でもこの前テレビで**(注1)はお仕事に無駄な決まり事が多くて"ろーどーせいさんせい"が低いーとか言ってたよ?これは"ろーどーせいさんせい"が高いお仕事なの?」
ダディ 「うーん。それはフェイクニュースってヤツだね。こうやって頑張って仕事していることを否定するなんてのは嘘に決まってるじゃないか。息子よ、そんなニュースは信じてはいけないよ」
息子 「うん!わかったー。パパお仕事頑張ってね!あっちでお仕事の邪魔をしないように静かに積み木立てしてるー」
かくして労働環境が多様化した社会において、一部の家庭ではサイのカワラごっこ(注2)という積木立て遊びが流行していたそうな。
※注1 : 黒塗りで消されていて解読不能
※注2 : トーナメントが開催されるほど人気な遊びだったとの記録あり
鬼役 (スコア:1)
積み木(石)を崩す役はお父さんなのか、会社上司なのか。
>かくして労働環境が多様化した社会において、一部の家庭ではサイのカワラごっこ(注2)という積木立て遊びが流行していたそうな。