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znc 曰く、
GIGAZINEの記事によると、新しいCAPTCHA認証として『妹認証』なるものが公開されたとの事です。
最初に言いますが、これはネタ認証ではありません。真剣にBOT対策を検討した結果との事です。
この認証システムはMITライセンスで無償提供されています。
質問文と回答文において日本語を完全にサポートしており、質問文はPHP+GD+TTFフォントによる画像出力によって質問の抜き取りを困難にしています。
質問文に対して回答をする事で認証を行なうのですが、この答えが画像に出ている文字列を記入するだけではなく、多少考えて記入する必要もあるため、機械的にハックする事が極めて困難になっています。
質問・回答文のカスタマイズはもちろん可能です。将来的には『ツンデレモード』という認証が中々されないモードも入るとか・・・・・
名前の由来ともなっている、デフォルト画像には『れいにゃ』という妹系キャラが設定されています。この画像のカスタマイズも可能で、色々なキャラや技術的には企業らしいお固い画像に変更する事も出来ます。
最近ではOCR技術の発達などCAPTCHAも一時期の強固さは誇れなくなってきていますが、ちょっとの工夫でまだまだ頑張れそうですね。
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znc 曰く、
ITmediaの記事及びadobeのプレスリリースによると、adobeは5/1にflash技術をオープン化し、あらゆる機器でflashを再生可能にする「Open Screen Project」を発表しました。
このプロジェクトはflash技術をオープン化することにより、家電・ケータイ・PC等で一貫したflash player環境を実現し、コンテンツ開発者がさまざまなハード向けに同一のフラッシュの再生を可能にすることを目的としています。
プロジェクトの対象としてはflashの他、adobe AIRも対応予定とのことです。
flash技術のオープン化の一環として
- SWF/FLV/F4V仕様の使用制限撤廃
- Adobe flash playerのデバイス移植に必要なレイヤーAPI・プロトコルを公開
(Adobe Flash Castプロトコル、AMFプロトコル)
- デバイス向けflash player及びAdobe AIRの次期メジャーリリースを無料に
を行うとしています。
最近は、microsoftのSilverlightの普及など、flash独占は崩れ始めています。
そうなる前に、オープン化による囲い込みを急ぐようですが、さぁどうなるか・・・・・
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znc 曰く、
impress internet watchの記事やNIKKEI NETの記事によると、公正取引委員会は本日(4/23)にJASRACに立ち入り検査を行なったとの事です。
容疑は独占禁止法違反(私的独占)との事です。
JASRACは放送事業者との間で、『包括徴収契約』により一定金額で管理楽曲が自由に使える様になっていましたが、これが他の管理事業者の新規参入を阻んでいると判断された模様です。
著作権管理に関しては、2001年10月に著作権管理事業法が施行され、新規参入が可能になりましたが、まだまだJASRACの影響力は協力だった模様です。
まさにいままでのツケが回ってきたという感じですが、『包括徴収契約』はニコニコ動画等において管理楽曲の利用が可能になる等、決して悪い面だけでは無いため、変な方向に話が進んで使えるものも使えないという最悪の事態にはならない様、多くの人が幸せになれる結末になってほしいところです。
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znc 曰く、
ITmediaの記事や
impress GAME watchの記事によるとドワンゴはギャルゲーキャラと3D空間で生活できるバーチャルライフシステム『ai sp@ce』を発表しました。
公式ページはこちらです。
ドワンゴはサービス提供とインフラを担当し、システム開発はヘッドロックが担当します。
現時点ではビジネスモデルは不明ですが、ニュースサイトではアイテム課金を行なうのではないかと推測しているほか、初回限定パッケージで初期コストをある程度回収する案もある模様です。
(クライアントソフトは無料の予定)
このサービスは、3Dベースの仮想世界でコミュニケーションなどを行なう物ですが、自分自身となるアバターの他にギャルゲーの女の子を一人アバターとして付ける事が出来ます。
女の子とは話をしたり、着せ替えを楽しむ事が出来ます。
現時点で参加が決まっているゲームタイトルは
- ビジュアルアーツ(key)のCLANNAD
- オメガビジョン(navel)のSHUFFLE!
- サーカスのD.C.II ~ダ・カーポII~
との事で、各物語世界は『島』という形で設定され、各島を結ぶハブとして『アキハバラ』を再現した世界を用意しているとの事です。
『CLANNADは人生』という言葉がネット上ではやっているそうですが、まさかこんな形で実現できるとは・・・・・
少なくても日本では『Second Life』よりは盛り上がるかもしれません。
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znc 曰く、
最近、youtubeやニコニコ動画などによるCGMの盛り上がりにより、にわかに注目されてきているCreative Commonsですが、ITmediaの記事および公式のプレスリリースによると、Creative Commonsの新しいCEOとして伊藤穣一が就任するとの事です。
ローレンス・レッシグ氏はCreative Commonsの理事会には残るものの、別途立ち上げた政治腐敗を追及するための草の根組織『Change Congress』の活動に注力するとのことです。
日本は、Creative Commons設立当初から協力体制が作られ、Creative Commonsを採用される方も結構出てきています。
しかし、いろいろな権利上のしがらみからCreative Commonsが受け入れづらい国という印象もあります。
今回の伊藤穣一氏のCEO就任がどう影響してくるか・・・・・時間はかかるかもしれませんが、最終的にはいい方向に向かってほしいと思います。
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znc 曰く、
松尾 公也さんのブログによると、今年でMP3プレイヤーが登場して10年だそうです。
最初の機種はセハン情報システムズのMPMANで、Register Hardwareの情報では3月、Wikipedia日本版のデジタルオーディオプレーヤーの項目では2月に日本に入ってきたとされています。
それから、国内外の群雄割拠・・そしてiPodとiT(M)Sによる市場の制覇と激しい歴史をたどりながら、いつのまにか携帯オーディオの主流となっています。
また、日本では携帯電話もオーディオプレイヤーとしては無視できない存在ですね。
これから10年後にはどんなオーディオプレイヤーが主流になるのか・・・楽しみといえば楽しみですが、想像がまったくできませんorz
ところで、あなたのハジメテノMP3ノオトはなんでしたか?
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znc 曰く、
impress INTERNET watchの記事によると、1/22にNetscapeのブラウザ『Navigator』と『Communicator』のソースコード公開決定の発表日から10周年を迎えたとの事です。
時に西暦1998年1月22日、当時シェアNo1の地位でありながらMicrosoftのInternet Explorerの猛追を受けていたNetscape社はブラウザのソースコードを公開を発表し、インターネット業界に衝撃を与えました。
しばらくしてから、Netscape社はソースコードの管理を担当する『Mozilla Organaization』を設立し、新ブラウザ『Mozilla』の開発をスタートさせました。
多くのトラブルや問題を乗り越えて、西暦2002年6月、ついに『Mozilla 1.0』を公開しました。
その後は西暦2003年の非営利団体『Mozilla Foundation』の設立を経て、現在の『Firefox』『Thunderbird』につながっています。
Netscape社は西暦1999年3月に米AOLに買収され、その後はMozillaのソースコードを流用する形でNetscapeブラウザの公開を継続していましたが、西暦2008年2月1日のサポート終了を持って、事実上その歴史を閉じる事になります。
Webブラウザのシェアは結局Internet Explorerに奪われてしまいましたが、当時のソースコード公開の決断は、『オープンソース』という言葉を生み出すきっかけになった他、ソースコードを公開しながらもビジネスにつなげるビジネスモデルも出てきています。
今や一つのメディアとなったインターネットのWebページですが、その歴史を刻んでいるブラウザの事もたまには考えてみるのもいいかもしれませんね。
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752860
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znc 曰く、
マイコミ ジャーナルの記事によると、マサチューセッツ工科大学(MIT)のInformation Services and Technologyは1960年代に開発した伝説のOS『Multics』のソースコードを公開しました。
ライセンスはBSDライセンスを採用している模様です。
Multicsは1960年代に開発され、当時の最新のOS理論がふんだんに取り入れられましたが、その規模故に余りにも重く高価なシステムとなってしまい、最終的には歴史の表舞台に立つ事は出来ませんでした。
しかし、Multicsに込められた多くのアイディアはこの後登場するOSに大きな影響を与え、特にUNIXへの影響は計り知れません。
さすがにMulticsの移植はかなり難しいでしょうが、OSの歴史の一つとしてソースコードを眺めてみるのはありかもしれませんね。
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znc 曰く、
セキュリティホールmemoからたどって拾ってきた情報処理推進機構のプレスリリースによると、情報処理推進機構では以前より募集などを行ってきた『情報セキュリティ標語 2007』を決定したとの事です。
今年の大賞は北海道の高校生が考案した『忘れずに、ネットと心のファイアーウォール』です。
昨今のフィッシングサイトやソーシャルハッキングを考慮し、ネットだけでなく自分自身にも『心の壁』=『ファイアーウォール』を置いたつもりで注意しようという、なかなか良い標語だと思います。
大賞以外にも自分自身を振り返りたくなる様な、なかなか面白い標語が揃っているので一度読んでみるといいでしょう。
754807
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znc 曰く、
adobe社のプレスリリース及びITmediaの記事によると、米adobe社は4/26にWebアプリケーション開発環境『Flex』をオープンソース化すると発表しました。
オープンソース化にあたってはライセンスとして『Mozilla Public License(MPL)』を採用し、オープンソースFlex SDKと関連ドキュメントをオープンソース化し、Flexコンポーネント・ツールのソースコードをダウンロードできる様になります。
また、今後も商用ライセンス版も合わせて販売を続け、顧客・パートナーに対しては選択肢を与えるとともにサポートなどによる差別化をはかる模様です。
Webアプリケーション開発環境の世界もオープンソースの物が強いですから、こういう流れになるのもいたしかたないのでしょうね・・・・・