zokkonの日記: すべからく 2
日記 by
zokkon
「すべからく」の正しい使い方のお手本として申し分のない文を発見。 野口旭の「ケイザイを斬る!」 第4回 清算主義=無作為主義の論理と現実 。内容も非常にわかりやすい。言論人はこうでなくては。
マルクス主義にとっては、すべての体制内改良は、資本主義の延命をもたらすにすぎないがゆえに、すべからく反階級的=反動的な試みとみなすべきものなのであった。
逆にこういう例があるから,現在蔓延している「すべからく=すべて」という誤った理解が出てきたのだろうかとも思う。
著者は,同じ文章の中で「まったく」は正統的な語法(否定語が呼応する)から外れた使い方をしているわけだが。
実は、そのような図式は、日本においてもまったく同様に成立していた。
[追記]
Jadawin さんからの指摘を受けて「まったく」の成り立ちについて考えてみると,
- まったく新しい
- まったく同じ
では違和感に差があるような気がしてきた。
この感覚にそんなに自信があるわけではないが。
そうでしょか? (スコア:1)
「まったくだ」という用法はどうお考えでしょうか?
また、よく同様に言われる「全然、~ない」に関しては、明治期には(いわゆる
有名所の文学作品で)肯定形が続く用法もあると聞いたことがあります。明治期
にはどちらでも使われていたのが、いったん標準語では駆逐されたものの方言
などから、復活したパターンかと想像するです。
#「全くだ」、「全然だ」字面は似てても意味が違う、、、妙だ。
Re:そうでしょか? (スコア:1)
「まったくだ」…あー,まったく考えていませんでした。形容動詞?名詞かなあ?
「全然」はたぶんそうなんでしょうけど,「まったく」はちょっと違うかもしれません。
もともと形容詞「まったき」の連用形だったのが副詞として定着したものですよね。
# では「まったく」の名詞用法(?)はどこから?
時期的にはどうなんだろう。