zokkonの日記: 光ファイバーで美術館に照明
日記 by
zokkon
今日の朝日新聞夕刊(2版)5面に「光ファイバーで照明 美術館の大冒険」と題して,ポーラ美術館(ウェブは凝りすぎだ)の試みを紹介してあった。「世界初の光ファイバーによる全点照明」だそうで,7月のパリの夕暮れの光の中で絵を鑑賞できるように,という美術館側の要望に応えたものとのこと。設計は安田幸一氏,担当した照明家(ライティング・アーキテクト)は豊久将三氏(かわさきデザインフォーラム通信などに若干の情報がある)。
ハロゲン球の光を光ファイバーのケーブルで伝送して先端のレンズで制御し,色温度3500ケルビンを実現したということだ。微妙な色調が出せるし,熱や紫外線もカットできるといいことずくめだ。
光ファイバー照明自体は,朝日新聞の記事(松葉一清氏)によれば「90年代初めの米国で流行したが、[中略]制御が難しく、一時期下火になっていた」そうで,パリの国立自然史博物館(94年新装)が「復活のきっかけとなった」らしい。豊久氏も95~96年あたりにミライトという照明システムを使って展覧会などを開いていた様子だが,そこを起点として考えても今回のポーラ美術館までけっこう間が開いている。 それはコストのせいなのだろうか。記事では触れられていなかったが。
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