「京速担当者に学ぶプレゼンの極意」記事へのコメント

昨日聞いた。悶死した。

[KyaTanaka (6370)]

「世界で二番目の速度であることには意義はあるかもしれないけど、計算手法の発見は一番目でなくては無意味なんだよ。そうでないと他国に特許でがんじがらめにされておいしい汁持っていかれる。80年代の半導体訴訟やスパコン訴訟をまたやられる気か」って、聞いた後すぐ僕レベルでも思いつくような反論が出てこないのが情けなさ過ぎ。

と、思ったんだけど、

所詮国家公務員試験一種なんて僕が受かるような低レベルのふるい落とし試験なんだから、こんなレベルの人が居るのもしょうがないのかな。

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KyaTanaka

Re:

[Anonymous Coward]

（どっかの時点で）世界一の速度であるマシンを構築することと、（ある）計算手法を世界で最初に発見することは一致しませんよね。
  それで、「計算手法の発見は一番目でなくては無意味なんだよ。」なんてののどこがあの仕分けのやりとりでの反論になるんですか？
  なんらかの計算手法を実現するのに膨大な計算能力が必要で、それが（どっかの時点で）世界一ということがあるかも知れませんが、それでも必要なのは「これくらいの計算能力」（なんらかの定量的な値）であり「世界一の計算能力」ではありませんよね。

#正直、「世界一」ではなく「これくらいの計算能力」（とその根拠となる材料）を話していたら、こんな仕打ちは受けなかったでしょう。少なくてもそれくらいの知識の用意はしていた感じでしたね。

#ただ、「計算手法の発見は一番目でなくては無意味なんだよ。」なんて反論していては確実に今回の二の舞にはなっていたでしょうね :-P

Re:昨日聞いた。悶死した。

[gigo (21150)]

この予算削減は、日本の科学技術をダメにする、という論調が見られますが、むしろ、すでにスパコン技術がグダグダになっていたことの結果でしょう。

ESが非常にうまくいったので、今度もそれまでのコードがそのまま高速化するということになり、ある意味、計算手法の開発は排除されてしまいました。計算速度が100倍増えても、同じアルゴリズムを使い続けるだろう、というのは、コンピュータはそれ以上進歩しないと考えたシグマの失敗なんですが。

この期に及んでアーキテクチャーに合わせてコードをリライトするのはあらゆる意味で困難という報告を前にして、夢と世界一を連呼する以外にどうしようもなかったのかも知れませんね。