アカウント名:
パスワード:
開発の停滞した 386BSD+patchkit プロジェクトを再編して NetBSD 0.8 として fork したそこから FreeBSD と OpenBSD が fork したのはご存じの通り
FreeBSDは、NetBSDからforkしたものじゃないですよ。どちらも386BSDからのfork。
今ではどちらも似たようなものになってますが、当初はNetBSDが「OSとしての移植性を高める(x86依存部分をなくす)」方向に進んだのに対し、FreeBSDは「x86での実用性を高める」方向に進むという、見かけは同じ「PCで動くBSD」でも、その中身はまったく方向の違うものでした。
その最たるものが、bounce buffer のサポートじゃないかな。当時のメジャーなSCSIカードであるAHA-1542なんかはISAバス接続でカードからはバスマスタで16MB超のメモリにはアクセスできません。
FreeBSDは、16MB下のメモリ(bounce buffer)を中継してアクセスすることでAHA-1542も使えるようにしたのに対し、NetBSDはOSとしての美しさを優先して、bounce buffer みたな泥臭いものを実装してAHA-1542をサポートすることを拒みました。
FreeBSDは、16MB下のメモリ(bounce buffer)を中継してアクセスすることでAHA-1542も使えるようにしたのに対し、 NetBSDはOSとしての美しさを優先して、bounce buffer みたな泥臭いものを実装してAHA-1542をサポートすることを拒みました。
細かい話だけど、ちょっと違います。bounce buffer のMDな実装を嫌って、当時は導入しなかったのです。ずっと後でMIな bounce buffer が導入されています。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
NetBSDの誕生 (スコア:0)
開発の停滞した 386BSD+patchkit プロジェクトを再編して NetBSD 0.8 として fork した
そこから FreeBSD と OpenBSD が fork したのはご存じの通り
Re: (スコア:2, 参考になる)
FreeBSDは、NetBSDからforkしたものじゃないですよ。どちらも386BSDからのfork。
今ではどちらも似たようなものになってますが、当初は
NetBSDが「OSとしての移植性を高める(x86依存部分をなくす)」方向に進んだのに対し、
FreeBSDは「x86での実用性を高める」方向に進むという、
見かけは同じ「PCで動くBSD」でも、その中身はまったく方向の違うものでした。
その最たるものが、bounce buffer のサポートじゃないかな。
当時のメジャーなSCSIカードであるAHA-1542なんかはISAバス接続で
カードからはバスマスタで16MB超のメモリにはアクセスできません。
FreeBSDは、16MB下のメモリ(bounce buffer)を中継してアクセスすることでAHA-1542も使えるようにしたのに対し、
NetBSDはOSとしての美しさを優先して、bounce buffer みたな泥臭いものを実装してAHA-1542をサポートすることを拒みました。
Re:NetBSDの誕生 (スコア:3, 参考になる)
細かい話だけど、ちょっと違います。bounce buffer のMDな実装を嫌って、当時は導入しなかったのです。ずっと後でMIな bounce buffer が導入されています。