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米無人偵察機、偽のGPS信号に騙されていた」記事へのコメント

  • by chocopa (14067) on 2011年12月19日 19時19分 (#2068628)

    GPSは、衛星の位置(X,Y,Z)と搭載している原子時計による時刻(T)が分かっている状態で衛星が電波を出す。
    GPS受信機は、X,Y,Z,Tの情報を貰う。 4つの衛星から情報が貰えたら
    4元連立方程式で、4つの解が分かり自分の位置と時間が分かる。

    これにデジタルマップを被せるとGPSで高度まで分かります。
    韓国では米軍から朝鮮半島のデジタルマップしか貰ってないので(数年前の朝鮮日報だっけかで報道されているのを読みました。)朝鮮半島以外でのGPS精密誘導が出来ないなどのコントロールがあるくらいです。

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    今の携帯電話等で直接来た電波とビルに反射した電波が時間差で重層して来るマルチパス・フェージング問題に対して、
    複数のアンテナで受けて位相を揃えて再合成するなどの技術が一般化していますよね。

    緯度により天空に弧または直線をを描く形で分布しているGPS衛星からの電波と無関係の方向から来る電波を区別するなんて困難ではない話だと思うのですがどうでしょうか?
    GPS衛星からではありえない位相差の入力が有るとかね。

    先端兵器が鹵獲・回収されてしまうことは頻繁に起きている上にジャミングの歴史も長く装備も多岐に渡っていますから本当かなぁと思っています。

    • by Anonymous Coward

      目標"点"の座標さえ正確に把握しているならデジタルマップなんざ不要です。マップが要るのは受信側(の行動決定者)だけです。
      航空機は障害物のない空でGPS測位をするのが当然ですから、マルチパス対策は無意味なのでやってない可能性も高いです。
      ジャイロや加速度での位置情報は誤差が累積していくので、最終的にはGPSが優先されるのも納得の行く話です。

      マルチアンテナ以外のGPS偽装検出は誤差のある機器をどの程度信用するかの勝負なのでそれに頼り切りでは分が悪いですし、全部マルチアンテナにして電波源の検査ってコスト高そうだからこういうことも有るだろう、程度の話だと思いますよ?

犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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