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日記

aitoの日記: 12月23日 SIGMUS&インターカレッジまとめ

日記 by aito

・古楽譜及び未解読楽譜のデータベース化のためのソフトウェア仕様(九大)
主に東アジアの未解読楽譜(縦書き、歌のみで楽器を含まない)をデータベース化するときの仕様の検討。データベース仕様の話をするのかと思ったら、ソフトウェア仕様(最初にウインドウが開いてログインするとか)を語り出したのでちょっと面食らった。基本的に画像に対して注釈を加えるだけのようだ。その他、UIの工夫など。

・杖鼓の打奏にみる余剰身体動作(九大)
韓国の楽器「杖鼓」(ジャング)を演奏するときの、発音と関係ない動作(余剰動作)の分析。身体動作を加速度センサで計測した。また、余剰動作がある場合とない場合の音のスペクトルを比較した。加速度センサの計測結果を詳しく説明されたが、具体的にどういう動作なのかぜんぜんわからない。余剰動作がある場合とない場合で音には変化がない。後半では、余剰動作にどういう意味があるのか考察していた。

・協和性理論を用いた歌唱時音声の分析手法の研究(九大)
歌唱音声の不協和度の計算。スペクトルから不協和度を計算する場合にフォルマントの影響を考える。さまざまな音高に対して不協和度を計算するため、ボコーダによってスペクトル包絡を分離し、F0を変更した上でスペクトル包絡を戻して新たなスペクトルを作る。分析にはWorldを使用。周波数分析の精度を上げるために、2次補間FFT(QIFFT)を使う。不況和戸を計算してどうするのかが不明だった。

・画像処理を用いたMIDI鍵盤演奏の指使い認識法に関する研究(神奈川工大)
MIDI鍵盤の上から鍵盤を撮影して、どの指がどの鍵盤を押しているかを画像処理によって検出する。指の検出には、指ごとに違う色付きのつけ爪を使う。色空間内でのマハラノビス距離を使った色処理によって10本の指をそれぞれ検出。親指での打鍵が(爪が横を向くので)難しいようだ。従来研究に対してどこが新しいのか聞いてみたが、埒があかなかった。

・MIDI鍵盤演奏におけるテンポのリアルタイム評価法に関する研究(神奈川工大)
画像処理によって打鍵指を認識する場合に、ある時間の音符に対応する指をどこのフレームで撮影しているのかを特定する。また、各音符の音価を検出することで小節ごと、音符ごとのテンポ変動を求め、テンポの変動が大きい時には演奏者に知らせる。テンポが変動したときにメトロノームをONにし、テンポが戻ったらOFFにする。それは本当に演奏者の支援にはならないんじゃないの、という菅野先生のコメント。

・能動的音楽聴取サービス《Songle》を用いた音楽可視化の試み(九大)
SongleのAPIを改良してビジュアライザが作りやすくした。また、可視化に利用しやすいユーティリティを作成した。さらに、それを使ってビジュアライザVIS.KHORDを作成した。SongleのAPIってこの発表している人がhackして見つけたので公式にはアナウンスされてないらしい。

午後からJSSAセッション。

・Sound garden:光と音の箱庭(首都大)
砂の上に積み木があり、その上にプロジェクションマッピングで映像を投影しながら、積み木の位置などによって音を生成して流す。積み木の撮影はKinect。制作はopenFrameworksを利用。OpenCVで積み木の形を検出し、その周りに波紋のようなアニメーションが生成される。音の生成はSuperCollider。

・Brain Listening - 脳波によるサウンドインスタレーション(亜細亜大/筑波大/理研)
堀さん。Emotiv wireless EEG headsetというのを使って脳波を測り、音を生成して聴取者を取り囲む5方向から流すインスタレーション。音の生成は、正弦波を脳波で周波数変調するというやり方と、脳波の周波数分布に合わせて別な入力を変調するというやり方の2つ。計測した頭の方向と同じ方向から音が鳴る。

・TIMELINE PLAYER- ウェブアクティビティを反映させた楽曲の自動生成手法- (首都大)
プロジェクタの色がおかしくてケーブルを繋ぎ直したりするのに時間がかかる。結局色が変なまま発表。発表の方は、Twitterのタイムラインから自動的に曲を作成する。感情解析APIというのを使っているらしい。音の生成はJavaScript。ツイートの文字数を音高に対応させ、ツイート時間から音符の位置、感情解析結果から調と音色を決める。

・音楽情動コミュニケーションにおけるネットワーク構造(筑波大/さきがけ)
寺澤さん。従来の情動研究は統制条件下で行われるが、体験としての音楽経験はそれでは測れないだろうという立場。聴覚だけでない身体環境が音楽の情動に関係しているという立場。実験はできないので既存の文献などから結論を導く。生理的、個人的、社会的な立場から音楽情動について論じる。

・EMSAN/JSSA データベースの研究経過と問題点の報告(名古屋市立大)
東アジアの電子音響音楽を対象としたデータベースプロジェクトEMSANのJSSA内部会の活動報告。誰の音楽作品がいつどう作られて発表されたかというカタログを作る話のようだが、固有名詞がよくわからない。古い作品の全カタログを作ろうという話だとすると地道で大変な話だなあ。

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