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お金

「Trumpet Winsock」の作者、実は全然稼げていなかった 28

ストーリー by reo
感謝を通貨に 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

インターネット黎明期、まだ Windows に Sockets API (Winsock) が標準搭載されていなかった時代にインターネット接続を行うために用いられていた「Trumpet Winsock」というシェアウェアがあった。Windows に Winsock が標準搭載されたのは Windows 95 以降であり、Trumpet Winsock は Windows 3.1 以前でインターネットを利用するために広く使われていた。しかし、実際に Trumpet Winsock 作者にシェアウェア料金を支払ったのは僅かだったという (本家 /. 記事より) 。

これが Hacker News のエントリで話題となり、いまさらではあるが作者に寄付をしよう、という話になっているようだ。

というわけでお世話になった方は是非。

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  • はじめてクレジットカードを使ってオンラインで購入したのがこれでした。
    とてもドキドキしたのを覚えています。

    直後にWindowsを使わなくなってLinuxメインに移りましたけど、Trumpetなくして知識を手にいれる事もなかったかと思います。

    作者さん、有益なソフトの開発、本当にありがとうございました。

  • 重箱 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2011年03月11日 12時42分 (#1916076)

    より正確に言うとWinSockがはいったのはWindows for Workgroups 3.11からです。
    日本では売られてないので、日本ではWindows 95からということになりますが。

    # Trumpet Winsockは使わなかったなあ。
    # 同時期だとLinuxでネットに繋ぐほうが100倍楽だったし。
    # 仕事場ではアライドテレシスのスタックを入れてたような覚えがある。

    • by taka2 (14791) on 2011年03月11日 14時01分 (#1916160) ホームページ 日記

      > 同時期だとLinuxでネットに繋ぐほうが100倍楽だったし。

      Trumpet が使われていたWindows 3.1の時代って、Linux はまだ1.0になる前ですね。
      その頃のLinuxは、TCP/IP対応はまだまだイマイチ不安定でバクチな感じだった憶えがあります。

      386bsd→FreeBSDの方がTCP/IP使うには格段に安定してたし楽だった。

      それでもFreeBSDと比べると、省メモリで動くのがLinuxのメリットだったかな。4MBのマシンでもなんとか使えてたし

      #私は当時、WATTCPとかでDOSベースで使ってました。10BASE-2 のNICを1枚10万円だして買ったのも懐かしい思い出…
      #主なアプリケーションはメールとNetNewsなのでテキストベースでも困らなかったし…

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        当時の市販ネットワークゲームにはTCPスタックも同梱されていた
        記憶があります。

        EtherI/Fなんて標準装備されるのはまだまだ数年後の話。
        インターネットにつなぐ方法なんて、モデムを使ってダイヤルアップ
        するのが普通の時代でした。
    • by Anonymous Coward
      Macの方が楽だった。
      • by Anonymous Coward
        ネットといってもインターネットですよ。
        イントラネットじゃなくて。
        • by Anonymous Coward
          MacTCPというのがあってだな
          • by shunsuke (1586) on 2011年03月11日 13時33分 (#1916118) 日記
            MacTCPは、漢字Talk7(System7)の時代は追加インストールでしたけど、
            7.5になってからはデフォルトでシステムに付いてきましたね。
            (さらに、7.6になってから、AppleTalkと合体して、Opentransportになりました。)

            あの時代は、インターネットに繋ぐのは、Macが一番楽でした。
            Windows95が出てからは、大きな違いはなくなりましたが。
            親コメント
            • by Anonymous Coward
              SunOS や Domain OS とかの UNIX 系が普通にあったのに
              Mac が一番ってのは世間が狭すぎですよ。
              • by cm (41778) on 2011年03月12日 7時33分 (#1916522)

                >SunOS や Domain OS とかの UNIX 系が普通にあった

                けど、入手はお財布的に楽じゃなかったと思うよ。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                いや、当時の値段で言えばMacもどっこいどっこいw
                スパークの普及モデルで管理保守なしならMacよりかなり安かったと思う。
                もっとも管理保守なしではUNIX機なんて買おうとも思わない時代でしたけどw

              • by cm (41778) on 2011年03月12日 19時07分 (#1916797)

                >いや、当時の値段で言えばMacもどっこいどっこいw

                桁が違っていませんでしたっけ?10万円程度で手が出るのと、導入する環境とかで100万近いのとね。

                >もっとも管理保守なしではUNIX機なんて買おうとも思わない時代でしたけどw

                そういった費用が結構アレなんで、挫折しているうちにUNIX近似環境とかが入手できる様になったりしてね。

                親コメント
          • by Anonymous Coward
            これって結構高くなかったっけ?GatorBoxは高価で買えなかったし。
          • by Anonymous Coward
            で、MacTCPの載ったMacOSが出たのはいつですかな?
      • by Anonymous Coward

        そんなバカな。
        あの時代、確かMacで繋ぐのが面倒なんで、AT互換機買ってOS/2入れた覚えが有るんだが。

        • by Anonymous Coward

          MacTCPとMacPPPさえ手に入ればMacの方がずっと楽だったが。
          OS/2だってWarp以前は面倒だっただろ?

          • by Anonymous Coward

            >MacTCPとMacPPPさえ手に入れば

            その入手は楽だったのですか?

          • by Anonymous Coward

            それならTrumpetの方が圧倒的に入手性は良かったですよ。
            仕事関連で大抵既に持っている人が居ましたから。

      • by Anonymous Coward

        Mac が楽なのは Mac どうしだけをつなぐとき。
        ここで Unix や DOS+Trumpet(and so on) など IP ベースの中に参加させようとすると Mac が妙なパケットを吐くのでエライ目にあうというオチ。

    • by Anonymous Coward

      Windows 3.1の頃は,職場ではカメレオン使ってました。
      結構高かった気がします。

      フェアでもらった,マスコットというか,
      ぬいぐるみが可愛くて
      職場のデスクに飾ってました。

    • by Anonymous Coward
      3.1Jに、どこからか手に入れてきた英語版WFWのDLLをつっこんで、動作させていた猛者も当時
      いたようです。
      NetBIOS(だったか)のラップいれたり(パケットドライバだったかな)、
      win32sをいれたり、mosaicを動かすのはなかなか当時苦労しましたよね。
      • by sum (10437) on 2011年03月11日 13時41分 (#1916133) ホームページ

        コンベンショナルメモリの空きがどうのと結構苦労して上手くいかず
        WfW3.11+Win/Vの組み合わせで使ってました。
        ブラウザは富士通の日本語Mosaic

        Trumpet、使ってる人は良く見かけたけど払わずじまいが多かったのか。
        なんとなく昨今よりシェアウェアの送金って皆きっちりやってた
        イメージがあったのですが。

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          当時のシェアウェアってそもそもソフトウェア的に使用制限がついてないことも珍しくありませんでしたから。いまだと「金払ったのが馬鹿みたいだからちゃんと制限しろ」ってクレームが来たりするみたいです。
      • by Anonymous Coward

        Windows 3.1にTCP/IPのスタックやNetBIOSを突っ込むとコンベンショナルメモリが
        不足するのが大問題で、Windows 3.1Jレスキューキット [csdinc.co.jp]が
        欠かせなかったですね。
        Trumpet WinSockなどを使ってた人は、こいつにもお世話になったひとが多いはず。

        まだページがあるんですねえ、偉いなあ

        • by Anonymous Coward
          もう全く余談なんですが、リンク先を見ていて、どこかで見たドメインだなあと思って、ふとデザインから気付いて検索したら、統合アーカイバ [csdinc.co.jp]を運営してるとこですね。
  • by shesee (27226) on 2011年03月11日 19時34分 (#1916289) 日記
    払ってなかった気がするけど、思い出せない。14.4kbpsモデムで使ったっけ。
  • WinSockは (スコア:0, オフトピック)

    by dodonga (4178) on 2011年03月11日 14時18分 (#1916177) 日記
     dodonngaです。

     WinSockは2になるまで使い物にならなかったです。

    #WinのAPIは使うな! ってお達しが社内w
    --
    閑話休題
  • by Anonymous Coward on 2011年03月11日 15時13分 (#1916201)
     dodonnpaです。

     Trumpetは国内では代理店を通してパッケージソフト形式で販売されていたのでは?
     それも大して売れてなかったのかな?

    --
    以上、駄文でした。 dodonpa Projects (no active)
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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