ブラジルのドリームキャスト後継機「Zeebo」、終了へ 9
ストーリー by hylom
セガソフトがないセガハードなんて……・ 部門より
セガソフトがないセガハードなんて……・ 部門より
ymitsuの日記によると、ブラジルで長らくセガの代理店としてセガハードを販売していたTectoy社らが独自に開発して2009年にリリースした「Zeebo」のサービスがすべて終了したそうだ。
セガハードを販売していたTectoy社が企画・開発している(ITmediaの記事)とのことで、ブラジルではドリームキャストの後継機的ポジションだったそうだが、2011年5月に販売を終了していたとのこと。さらにオンラインサービスであるZeeboNetも9月30日をもって終了し、公式サイトでも終了のお知らせが告知されている。
Zeeboは当初サードパーティとして参入を表明していたSEGAに梯子を外され、ローンチとしてPVまで出てた『Sonic Adventure』(ドリキャス版の移植)がおじゃんになるなど、ローンチから最後までソフト不足になかされていたようだ。
ブラジルはマスターシステムとメガドライブの市場がいまだに20年以上も残存しているという決定的事実があるが、Dreamcastの後継機であるZeeboに関しては、2年で終了とあいなった。Saturnよりも短いが、1年もたなかったSEGA 32Xのことを思えば健闘したといえるかもしれない。
とても良い解説 (スコア:2, すばらしい洞察)
ブラジルではそういう感じになっているのかと知らないことばかりで、面白いタレコミでした。
おそらく新聞でこれを読んでも、へーとすら思わずに読み流してしまったと思います。
経済系の新聞もただ単に企業のプレスリリースを拾い集めていくのではなくて、
もう少し国々のお家事情などを織り交ぜて、丁寧に解説記事を書いてくれたらいいのに。
日本とはかけ離れた事情に驚き。本体の値段は? (スコア:1)
携帯通信モジュールがゲーム機に載っている点で、昔の日本とも違う不思議な印象を受けました。
・経済的に次世代ゲーム機が買えないから未だにメガドライブが現役
・ドリキャスの実質的後継といえど、画質や処理能力は何世代か前のレベル
・にもかかわらず携帯の回線で通信
これ本体いくらなんでしょう?
次世代ゲーム機が買えない → (あくまでもわれわれの価値で)2万円出せない →
PS2と比較しているサイトがあった → 携帯通信モジュール+PS2相当?
お国事情が違うと、ここまで不思議な印象を受けるんですね。
しかし通信料が無料となると、Kindle的サービスを狙ってたんですかね?
すると本体の実売価格は相当安いということ?
Re:日本とはかけ離れた事情に驚き。本体の値段は? (スコア:1)
リンク先をちょっとみれば
って書いてあるのにな。
高すぎる本体はKindle商法以前の問題では…? (スコア:2)
199米ドル!?16,000円相当!?
日本の主要ゲーム機はディスカウントされて2万円ですが、主要ゲーム機が5倍という事は8万円相当ですか。
これは単なるボッタくりなのか、それとも数が出ないから高いのか、それとも…?
日本でも8万円じゃ売れないだろうに、新興国で8万円相当とはこれいかに。
Re: (スコア:0)
セガは実質関係ないしコレの中身は一昔前のauの携帯電話と考えれば、まあ、アリかなと。
てか、BREWなんだったら日本の携帯電話向けコンテンツをバンバン移植、とは行かなかったのだろうか?
Re: (スコア:0)
途上国では有線を張るよりも無線で飛ばしたほうが安上がりだったりするのかもね。
携帯回線といっても日本とは比較にならないほど貧弱(でも安上がり)なバックボーンではないかと想像。
ブラジルもガラパゴスだったんだね (スコア:0)
いやぁ、世界にはガラパゴスが溢れていますな。
Re:ブラジルもガラパゴスだったんだね (スコア:1)
「独自に進化して世界一です(キリッ」とか恥ずかしい自慢をしていないとガラパゴスと呼ぶに値しません。
セガと言えば (スコア:0)
先月で終わった某深夜アニメでは主人公がゲームしてばかりいたのだが、出てくるハードウェアがどれも懐かしいセガ機だった。エンディングにもしっかり「協力 セガ」と出ていたが、何か宣伝効果はあったんだろうか。