地球上の植物はもう増えない? 25
ストーリー by reo
安心したところでさあ食べよう 部門より
安心したところでさあ食べよう 部門より
taraiok 曰く、
今後 10 年から 20 年ほどのスパンで世界的な食料危機が訪れると言われている。そこで、森林生態学者の Steven Running 博士ら、モンタナ大学の研究チームは 1982 年以降の衛星観測記録と NASA の地球観測システムのデータを組み合わせて、植物が光合成により生産する有機物の量を示す「純一次生産」を調査することで、地球上の植物の総量に変化があるかを確認した。その結果、植物が出す炭素は毎年 53.6 ペタグラムであり、純一次生産はほぼ一定のままであったという。つまり陸上植物の総量は過去 30 年間、変わっていないという結論だ (The New York Times の記事、本家 /. 記事、DOI: 10.1126/science.1227620 より) 。
Running 博士によれば、地球環境には一定のしきい値があり、地球上の有限植物は植物全体の生産性の上限「生命の限界」に近づいているという。人類による食糧事情改善があらゆる形で行われているが、今後も目に見える形で増えたりはしないだろうと指摘している。ただし、この調査結果は、人類が短期間で飢餓に直面しているわけではないことも示していると指摘している。
減ってないの? (スコア:3)
予想外でした。
Re: (スコア:0)
それらに起因するCO2の増加が細菌やら何やら別のとこの成長を促し負のフィードバックがかかってるのかな
口実になるか・・・ (スコア:2)
食べ過ぎていたので減らす口実にと思ったが、現実感がないとあまり意味ないと気づいた
地球上の植物 (スコア:1)
の魂の総数には上限がある、ということ(だったら面白い)
Re: (スコア:0)
人間も・・・
食料不足は本当にくるんじゃない? (スコア:0)
Re: (スコア:0)
虫食べようぜ、虫。
Re: (スコア:0)
>虫食べようぜ、虫。
衛生管理がネックになると思う。たとえばウジ虫なら有望なたんぱく源になるだろうけど、
個人的には、無菌育成して、元がウジ虫だと分からないように加工してくれないと食べる気にならない。
たとえばエサがサトウキビの絞りかすとかならまだ許容できるけれど、繁華街で仕入れた生ゴミなら無理。
家畜と違って、生ゴミからウジに変わるのがダイレクトすぎるもの。
心理的に人が許せる条件というものをクリアするのに、コストが高くつくのではないかな。
たしかに食糧危機が本格化すればどこかの時点で、虫を原料にしたクッキー、ウエハース、あるいはハンバーガーなどが
本格的に受け入れられる未来が待っているのかもしれないけれど、
いままでよりずっと安価に、環境負荷低く食糧生産できるようになったら、人口はもう一段爆発すると思う。
つまり食糧危機は永遠に克服されない。
Re: (スコア:0)
温暖化すれば恐竜を維持できるくらいには増えるのでは?
Re:食料不足は本当にくるんじゃない? (スコア:1)
そのころの炭素って, かなりの部分が石炭になって埋まってませんかね?
Re:食料不足は本当にくるんじゃない? (スコア:2)
だからさっさと燃やして大気圏内に返さないといけないのでは?
Re: (スコア:0)
そこで石炭火力発電所ですよ。
もう原子力発電は時代遅れ。
Re: (スコア:0)
食料不足になれば安全基準も緩くなるから杞憂じゃないの
何十年後に癌になるから。今餓死しろなんてのは本末転倒だしさ。
Re: (スコア:0)
貧乏人から先に汚染食品を食うんでしょうね。
今も同じか。
Re: (スコア:0)
日本では、生活保護は現物支給で安全な食品でお腹いっぱい、
ワープアだけが汚染食品を食べることになりそうですが。
Re: (スコア:0)
水耕しよう
海藻はまだ食糧としての活用の余地が大きいと思う。 (スコア:0)
食物連鎖のピラミッドは1段下がると利用可能なエネルギーが100倍増えるそうなので、
より食物連鎖の低い位置の生物を食糧にするようにすれば、
人間の利用可能な食物エネルギーは増やすことができそうだ。
人間には科学の力があるのだから、他の大型動物と同じような食糧を目指さなくとも
科学の力で加工したり保存することで、他の生物があまり目をつけないような物を食糧にしたらよいと思う。
海は洋上風力発電だけでなく、海藻牧場としても有望なように思う。
Re: (スコア:0)
海水の量がどれだけあると思ってるんだよ。
ホメオパシーかよ
ただちに食糧供給に影響はない (スコア:0)
むしろ不安しかない
Re: (スコア:0)
まだまだ人口増加に歯止めがかからないと言うことだからな。
範囲 (スコア:0)
>つまり陸上植物の総量は過去 30 年間、変わっていないという結論だ
>地球上の有限植物は植物全体の生産性の上限「生命の限界」に近づいているという。
地球上(陸+海+空)の話なのか陸上のみの話なのかわからない。
どちらの話なの?
「生命の限界」に近づいているという。 (スコア:0)
変わってなくても?
ある意味ではわかっていたこと (スコア:0)
太陽定数と光合成効率が劇的に変化しない限り、上限は当然存在する。
結論が強引すぎないか? (スコア:0)
30年間のデータだけで結論が飛躍し過ぎのような気がするんだけど。
植物の成長には水、光、二酸化炭素、窒素、燐、カリウム等の微量塩類が必要。
どれかが欠乏すれば成長しない。
光と二酸化炭素はわりと確保しやすいが、水、窒素、燐はそうではなく、必ずしも無尽蔵ではない。
窒素はハーバーボッシュ方で生産量が増大したがそれは第二次世界大戦後に作物の生産量を急増させたがやがて頭打ちになった。
灌漑も限界が来ているので1982年以降では大きな変化はなかったはず。
だからといってこの先も変化がないというのは言いすぎじゃないか?
例えば、日本の山林は林業衰退で手入れが行き届かず密植状態で成長が阻害され二酸化炭素吸収量が大幅に減っているのは20年以上前から指摘されている。
熱帯多雨林を破壊して、安い木材を輸入しその低価格で国内の林業経営を破壊して二重に生産力を低下させている。
このような社会的、経済的要因もきちんと見ないと。
トリフィド時代 (スコア:0)
食人植物を作って人間の数を減らしましょう