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原子力

米国が1950年代に進めていた月に核兵器を打ち込むプロジェクト、リーダーが当時を語る 20

ストーリー by headless
月面 部門より
eggy 曰く、

1950年代後半、米国が月に核爆弾を打ち込むプロジェクト「A Study of Lunar Research Flights(Project A-119)」を進めていたことは、天文学者カール・セーガン氏の伝記で1999年に明らかになっているが、プロジェクトを率いていたLeonard Reiffel氏がCNNのインタビューで当時を振り返っている(CNN.comの記事本家/.)。

1958年当時、人工衛星打ち上げで旧ソ連に先を越された米国は国民を安心させるため、A-119を計画したとのこと。基本的な計画は、大陸間弾道ミサイルを打ち上げて核爆弾を月面で爆発させるというもの。月を軍事基地として使用し、米国が核攻撃により壊滅状態になっても月から核兵器で反撃できるようにするといったことも話題に上っていたという。しかし、Reiffel氏は月の放射能汚染を懸念しており、国民の強い反発が予想されたことなどもあってA-119は1959年に中止されている。

A-119は機密指定されていたが、プロジェクトに参加していた学生時代のセーガン氏が奨学金の申請書類に内容を記していたという。後にセーガン氏の資料を集めていた伝記作家が発見してプロジェクトの存在が明らかになり、2000年にはReiffel氏が事実を認めている(Guardian掲載記事本家/.)。

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  • by simon (1336) on 2012年12月03日 8時54分 (#2283107)

    http://spacesite.biz/ussrspace19.htm [spacesite.biz]

    >Ye-4
    >重量400kgの飛行体で、核爆弾を搭載し、月の表側の目立つところで核爆発を起こす。これは世界、特に米国とその同盟国の度肝を抜き、また、巻き上げられた物質を観測することで、月表面の組成を調査するのが目的。打ち上げ時期は未定。

    という計画があったとか。
    結局は打ち上げロケットの信頼性と核爆弾の小型化の問題で実行はされなかったそうですが。
    どこの国も考えることは似てますね。

  • by Anonymous Coward on 2012年12月02日 17時03分 (#2282804)

    学生でもこういうのに参加出来ちゃうのね。
    日本で言うと院生が極秘の核兵器開発計画に参加するみたいな話よね?

    国家機密プロジェクトに配属先研究室が関わってたとして、
    教職員ではなくても学生の身分で参加出来ちゃうって事だよね。
    マンハッタンの時は待ちごと研究者隔離してたのに。
    平時とはいえ冷戦のまっただ中の国家機密の核防衛戦略がらみなのになぁ。
    ただただすごいと思う。
    出生が国家レベルに関わるぐらい凄いのとかそんなん?なに機関の関係者なの?

    • by Yohsa (2572) on 2012年12月02日 19時22分 (#2282882) 日記
      マンハッタン計画の時にはファインマン博士って院生じゃなかったでしたっけ?
      研究所の外の病院に入院してる奥さんと検閲官を煙に巻くために暗号作って手紙のやり取りしてるエピソードも知られてますよね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        ご冗談でしょう(略 には明確には書かれていないけど、ファインマン博士は当時から周りから才能を認められていたんでしょうね。
        肩書きにかかわらず才能をある人間を国家プロジェクトに引き入れられるってのは、なかなかすばらしいと思いました。
        • by Anonymous Coward

          >肩書きにかかわらず

          院生とは言ってもホイーラーの助手も務めていたわけで、今言うところの院生とはやや毛色が異なる。むしろポスドクとか(マンハッタン計画参加直前までPh.Dはとってなかったけど)、教員見習いに近い感じ。

          またそもそもマンハッタン計画自体、参加した著名な研究者が助手兼雑用係として自分のところの見所のある人間を連れて行ってたから、「肩書きにかかわらず」ってのとはちょっと違う。
          参加者の関係者だったから、って点が大きい。

    • by Anonymous Coward

      > プロジェクトに参加していた学生時代のセーガン氏が奨学金の申請書類に内容を記していたという。

      カール・セーガン氏。後には天文学者として有名になったけど「出自」と「当時」はそんなでもないんじゃないかな。

      私的には最初に氏の名前を見たのはTVドキュメンタリの「COSMOS」だったと思う。
      で、ずいぶんたってから映画の「コンタクト」で再会したっす。

    • by Anonymous Coward

      JAXAだって普通に外国人学生がいたりしますよ。
      国家機密なんてそんなもんです。

      • by Anonymous Coward

        まぁ、日本ならそんなもんかも。
        軍事関係でもないし。

        • Re:すごいな (スコア:2, 参考になる)

          by Anonymous Coward on 2012年12月02日 20時48分 (#2282917)

          >> 国家機密なんてそんなもんです。

          > まぁ、日本ならそんなもんかも。
          > 軍事関係でもないし。

          いや、既にコメントが出てますが、ファインマン博士が「下から見たマンハッタン計画(←たしかこんな題)」
          というようなエッセイを書いていて、それを読む限りは「マンハッタン計画」にも「国家機密なんてそんなもん
          です」的な雰囲気はあったと思いますけどね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward
            機密書類の入った金庫を破って見せて、セキュリティがなってないって主張したりしてますよね。
            あと研究施設の壁に穴があるのを自らそこから出入りして指摘したり。
            あと確か奥さんが亡くなった時に病院に乗っていった車は、同僚からの借り物だったけど、その人は実はソ連のスパイだか協力者だったり。
      • by Anonymous Coward

        学生の国籍と国家機密とにどういう関係があると?

  • by Anonymous Coward on 2012年12月02日 23時19分 (#2282998)

    兵器の核爆発による放射能、放射線と宇宙放射線(放射能も?)。

    • by Anonymous Coward

      そうそう
      最初から汚染されてないか?と

  • by Anonymous Coward on 2012年12月03日 11時53分 (#2283222)

    星新一の法螺話より奇なり。

    以下、「きまぐれ星のメモ」にあった噺より。
    かつてとある超古代文明が核ミサイルを開発し、月面を標的にしたため、クレーターができた。しかしながら不慮の核事故により、かの文明は太平洋に沈んでしまった...

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