FreeBSD、20 周年を迎える 52
ストーリー by headless
生誕 部門より
生誕 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
FreeBSDが6月19日で20周年を迎えた(FreeBSD News Flashの記事、 マイナビニュースの記事)。
名称の候補として「BSDFree86」「Free86BSD」が挙げられていたが、単純に「FreeBSD」としてはどうかというDavid Greenman氏の提案が採用され、1993年6月19日にBSD 4.3の新たなフォークとなるプロジェクトの開始がアナウンスされたという。i386システム向けに高速・安全かつ信頼性の高いサーバー用OSを作成することを目標に掲げて、1993年11月には386BSD 0.1から派生したFreeBSD 1.0がリリースされた。その後、UNIXのライセンスに抵触しない4.4BSD-Liteを基にしたFreeBSD 2.0をリリースしている。以降、数多くの製品でバックボーンとして採用され、64ビットシステムや組み込みデバイス、デスクトップをサポートするまでに成長したとのこと。6月7日には最新版のFreeBSD 8.4-RELEASEが公開されている。
なお、5月にNetBSD 6.1がリリースされた(SourceForge.JP Magazineの記事 )NetBSDは、3月21日に最初のCVSコミットから20年を迎えている(NetBSD: Recent Changes and News)。 登場から 20 年以上経った現在においても PS4 の OS として採用されるなど、 益々注目されている BSD 系 OS の今後の発展に期待したい。
末永く発展してほしい (スコア:5, すばらしい洞察)
シンプルで理解しやすい良いシステムだと思うので、これからも末永く発展してほしいです。
/*
初めて使ったのがFreeBSD 2.2.8(98)。
あの当時と比べて、最近のリリースは本当に使いやすくなったと思いますね。
残念なのが、雑誌・書籍での情報が無いこと。
FreeBSDビギナーズバイブルの改訂版が出ないかなあ。
*/
Re: (スコア:0, フレームのもと)
プロジェクトがマカーに乗っ取られるから、もうMacでいいんじゃね。
Re:末永く発展してほしい (スコア:1)
Re: (スコア:0)
FreeBSDには感謝してます。
あのMacを"本当の"Unixマシンにしてくれた。
ありがとう、FreeBSD
Re: (スコア:0)
正直いって腐ったunixよりBeOSのほうが…
かえすがえすも惜しまれる
1993年。当時の他のOSは... (スコア:5, 興味深い)
Microsoft
3月30日:MS-DOS6.0リリース。
7月27日:NT3.1リリース。
また、この頃にWindows 3.11 もリリースされた模様。
IBM
PC-DOS6.0 とか OS/2 2.1 とか。
商用Unix系OS多数あり。
Linux カーネルは、まだ0.99のpatchlevel いくつかで
TCP/IP実装に苦闘中(1.0リリースは次年)
Windows History
http://www.levenez.com/windows/ [levenez.com]
UNIX History
http://www.levenez.com/unix/ [levenez.com]
Re:1993年。当時の他のOSは... (スコア:1)
ちょ、それNTじゃなくてただのWindows 3.1!
Re:1993年。当時の他のOSは... (スコア:2)
NT3.1 で合っているとおもいますよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows_NT [wikipedia.org] その他に残っている情報の裏取りこそしていないけど、当時日本有数の有名私大とか有名国立大がNTのソースアクセスのライセンスを検討していたあるいは実際に契約していたという記憶があります。
Re:1993年。当時の他のOSは... (スコア:1)
ごめんなさい。私が勘違いしておりました。
Re: (スコア:0)
最初の思い出 (スコア:2)
最初に利用したのがPC-9801に移植されたFreeBSD2.0.5でした。
丁度ノートPCのOSをWInodw95にしたので、ネットワークを実感したくて
まだ高価だった3COMの589PCMCIAカードと、メルコのPC-9801用LANボード
買って来てTelnetして喜んでたものです。
LimuxとFreeBSD、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い (スコア:2, すばらしい洞察)
あの頃まさかここまでLinuxが圧勝するとは思ってなかった。
Re:LimuxとFreeBSD、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い (スコア:1)
私がもっていたFreeBSDのイメージ。
雑誌などの書籍には、堅牢で信頼性が高いと書いてあり、Linuxよりも高負荷に耐えられるという受け売りのイメージがあった。
しかし、実際には、Redhat Linuxがエンタープライズ分野で鍛えられるにつれて、FreeBSDよりもLinuxの堅牢さと信頼性が優位にたち
Linuxそのものが知名度と実績が底上げされていった。
ふと気が付くと、FreeBSDはLinuxベースのアプリがないと、何もできない状態であることに気が付く。
結局、OSが使いたいのではなく、アプリが使いたいのに気が付き、Linuxへ移行。
今では、もうsFreeBSDのバージョンすらよくわからなくなってしまった
ギギギくやしいのう (スコア:1)
でもWindowsに比べれば目くそ鼻くそだけどね.
Re: (スコア:0)
FreeBSDが出始めのころは安定度が段違いだったのだが、linuxのほうが活気がありましたねえ、ドライバも豊富だったし
完成度の高さと引き換えにホビーとしての面白さに欠けていた上、コードも大きくスペックも386クラスでは相当厳しかったのでおもちゃにするには向いていなかった
訴訟がなくてもlinuxにシェアでは負けてたんじゃないの
Re:LimuxとFreeBSD、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い (スコア:2)
386BSDをフロッピーでインストールしたクチだが、その頃、PCはすでに廉価モデルでも486DX+Stealth VRAMだったと思う。(すでにET4000は市場になかった)
初期のFreeBSDの完成度といっても、その頃はドライバも不足しており、まだノートPCのサスペンドもサポートされていなかった。アプリも不足しており、GNU Emacs辺りでさえ、最新リリースではパッチを作成する必要があった。
386BSDの完成度は、Xなしで終日運転させると、1日に一度程度、突然クラッシュして再起動していた。FreeBSDではそれがなくなっていた。
386BSD (スコア:1)
386BSDって。懐かしいですね。
パッチの追っかけで祭状態だったのを思い出します。USENETの記事を読みながら、当てるべきパッチと、当てちゃダメなパッチを選り分けながら、ひたすら viでパッチをマージしてuudecodeしたり、Novell NE2000で 20Kb/sぽっちのスピードでダウンロードしたり。
#386BSDでもパッチレベル110台だと結構安定していたような気がしますけど??
当時は、実用性というよりも、VAXが所有できなくても由緒正しい正真正銘のBSDのソースコードにアクセスできる・走らせることができる、という事実だけに狂喜していたのだと思います。そういう意味でLinuxは、タネンバウム教授の教材用OS・MINIXの派生品ぐらいにしか見えなかったですね。少なくとも当時の私には。
Re: (スコア:0)
Linux に欠けているところがたくさんあったから多くの人が自分でも手を出せると思って参加していったのだと思いましたよ。
その後 BSD が訴訟でもたついてた間に、Linux にコミットする企業が増えていったのが決定的だったかと。
Re: (スコア:0)
>> その後 BSD が訴訟でもたついてた間に、Linux にコミットする企業が増えていったのが決定的だったかと。
俺もこの意見と同じですね.
90年代半ばから後半の時期ってのはちょうどPCのリソースや周辺機器(グラフィクス,ネットワークなど)がPC-UNIXに合うレベルになってきたタイミングだったわけですが,当時のITバブルの流れでLinuxを大量導入する企業が出てきたりして,Linuxにコミットした企業が増えたので,アプリのLinux対応やドライバの開発が活発化して…という好循環が始まったという感じですね.純粋にOSとしての完成度(安
Re:LimuxとFreeBSD、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い (スコア:1)
「BSD を使っている」ことは公開する義務があるはずですよ。ソースを公開する必要がないだけで。
Re: (スコア:0)
宣伝条項なしの2条項のBSDライセンスはいつからでしたっけ。
3条項のBSDライセンスのせいで、NetBSDのインストーラとかうざかった。
Re: (スコア:0)
宣伝条項があるのは四条項BSDライセンス [wikipedia.org]ではないですか……?
三条項BSDライセンスには宣伝条項はないはずです。
Re:LimuxとFreeBSD、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い (スコア:1)
> あと,当時のコミュニティで言われていた噂では「BSD系OSを使っても(BSDライセンスだから)大半の企業は黙っているが,LinuxはGPLなので公開せざるを得ない→企業の導入実績などが目につくので宣伝になる→他社もLinuxで検討する」みたいな話もありましたね.
GPLでも、使っているだけだと公開しなくていいし、GPLなソフトウェアを改良したとしてもそれを内部で使ってる限りでは公開する必要がないです。
むしろ、GPLだと、開発に参入したい企業にとって、ライバル他社にその成果を横取りされる心配がないので安心して参入できるというメリットがありますね。
そうしてLinuxの開発に参入した企業があれば、その企業はLinuxのことをお金をかけてでも宣伝しますね。
結局は人の問題 (スコア:0)
>Linux に欠けているところがたくさんあったから多くの人が自分でも手を出せると思って参加していったのだと思いましたよ。
コミュニティに居る人の魅力もあったんじゃないですかね?
ぱぱんださんや生越さんみたいに読んで楽しいフレンドリーな書き手もいたし。
UNIX MAGAZINEでもFreeBSD関係の連載の人はなんか冷たい感じがあったんだよなあ。
あと血筋が良いという「慢心」は確かにあったような気がする。
Re:結局は人の問題 (スコア:1)
OSの筋がいいのはNetBSDなんだけどね
移植性も高いし
FreeBSDの、ユーザーにとって使い勝手のいいBSDという立ち位置というのが今から見ればどっちつかずだったんでしょう
Re: (スコア:0)
役割によって使い分けられてる感じなので
勝ち負けの問題ではないような。
Re: (スコア:0)
>役割によって使い分けられてる感じなので
そうかなあ?
今Linuxが占めている多くの場所をFreeBSDも占めたかったんじゃないの?
で、代わりになる力もあったんじゃないの?
過去のちょっとした違いがバタフライエフェクト的に効いていたというか、
FreeBSDとLinuxが逆転している世界も充分ありえたかもしれない、という気も。
Re: (スコア:0)
でも1点
ZFSに関してはFreeBSDを羨ましく思います
前夜祭は (スコア:0)
Security Advisory [freebsd.org]でした。
ファンとしてはうれしい (スコア:0)
2.2.8のCD四枚セットのパッケージ記念にとってある。98年って書いてある。
その頃から最低一台はFreeBSDマシンが家にあります。
バージョンアップするたびにLASER5(だったけ?)とかPlatHome(だったっけ)
で買い求めてたな。
最新版? (スコア:0)
9.1-RELEASEやCURRENTがあるのに8.4-RELEASEを最新版というか。
確かにそれは不思議なんだけど (スコア:1)
ZFSのバージョンが8.4-RELEASEの方が新しいとか言ってなかったっけ?
Re: (スコア:0)
タレコミ自体はリリースされたとしかないのですが、リンク先の SourceForge.JP Magazine の記事にあるように、8-STABLE系の最新安定版とするのが正しいでしょうね。
FreeBSD Projectよりのあいさつ (スコア:0)
FreeBSD Project 6月19日より
https://twitter.com/freebsd/status/347846378820624384 [twitter.com]
Re: (スコア:0)
こんなのも・・・おちゃめ
FreeBSD Project 6月19日より
https://twitter.com/freebsd/status/347343447667130368 [twitter.com]
ありがとう今年で15周年 (スコア:0)
ありがとう!FreeBSDを利用して15周年です。
OSやOfficeなどでマイクロソフトに支払ったライセンス金額は
それ相当に出しているのですが、同じくらいとはいかないけど
それなりに出資したい気持ちでいっぱい。
Re:ありがとう今年で15周年 (スコア:4, 参考になる)
こちらへどうぞ [freebsdfoundation.org]
Re: (スコア:0)
さんきゅー!!とりあえず、paypalで支払ってみた。
Re:ありがとう今年で15周年 (スコア:1)
PayPalは手軽でいいですよね。
私はOpenBSDに寄付しているのですが、こちらでは定期送金も受け付けているので毎月少しずつ送ってます。
Re:ありがとう今年で15周年 (スコア:2, おもしろおかしい)
寄付はいつでも受け付けてる。
さあ有限実行なところを見せていただこうか。
Re:ありがとう今年で15周年 (スコア:5, おもしろおかしい)
まぁ、無限に実行されてしまうと、心配ですからね
Re:ありがとう今年で15周年 (スコア:2)
一回チップセット対応のカーネルパッチを出しているけど、それで充分?
#自分が使いたいから作ったパッチだったんだけどね、最終commitまで半年近く掛かると
#思わなかったよ
Re: (スコア:0)
同じく15年だけど、少しかじった程度でした。
1998年ごろUNIXに興味があり、RedHat5.2のCDが付いていた雑誌(ムック?)を買ったはいいが、人に貸したら帰ってこなかった(^^;)。
そこで、再度買った雑誌に付いていたのがFreeBSDとSlackwareだったので、FreeBSDを入れて遊んでいた(互換性の問題か、Slackwareは、すごく不安定でした)。
FreeBSDのFAQ?集は、大変よくできており、UNIX(GNU/Linux)の勉強するためにFDDに入れては持ち歩いては、何度も読み返した覚えがある。
# 最近は、もっぱらUbuntuでFreeBSDは、HDDが値上がりして"ZFS"が話題になった時にエミュに入れてみたくらいですね。本体のメモリーが足りずdedupは、厳しかった。
Re:ありがとう今年で15周年 (スコア:1)
今の FreeBSDって、一見さんお断りというか「ちょっと試してみよう」って人にとってのハードルが高すぎるのが、普及の妨げになってるんじゃないかと思ってしまう。
今、FreeBSD初心者がFreeBSDを使う上での最大の難関は、インストーラじゃないかと思うぐらい。
Linuxは、ディストロが乱立しているおかげで、うまく紹介すれば「初心者がちょっとLinux体験」することは難しくないんですよね。
そういう点では、PC-BSD [wikipedia.org]はちょっと期待してますが…そもそも、PC-BSDを紹介する場所自体がなさそう。
日経 Linux 2013年4月号 [nikkeibp.co.jp]には、FreeBSD についてに記事が載っており付録DVD-ROMにはFreeBSD 9.1-RELEASE が収録されてたりして驚いたんですが、*nix系OSの紹介場所としてはいい所だと納得した感じで…
Re: (スコア:0)
そのページ (日経 Linux 2013年5月号) の特別企画の解説がなんか違う……。
FreeBSD は Linux のディストリビューションの一つと言わないと掲載できなかった、とか?
# 特別連載 ホントに初めてのLinux超入門の前回分のコピペミス?
フロッピーでインストロールして (スコア:0)
最初にやったことはイーサカードのlinuxのドライバの移植でした
disk full->エラーログを書き出し->disk fullのループに陥り、リセットボタンがなかったので電源を落とすと不良セクタがたくさんできました
Re: (スコア:0)
インストロール、って書く人よくいますよね。
Re: (スコア:0)
インストゥールって、人もいますよね。あれ、これは OK ?
Re: (スコア:0)
>インストゥールって、人もいますよね。あれ、これは OK ?
まんま、そういう発音する人を知っています。 学生時代に米国にホームステイに行ってた人なのですが。
動機不純な書き込みです (スコア:0)
FreeBSDの本2冊
雑誌の切り抜き,付録DVD-ROM
book.html他ファイル
ノート1冊
素人なのでこのぐらいです
上の書き込みの方の希望されているFreeBSDビギナーズバイブルは欲しくありません
BSDの気の利いた中級以上の使いこなしテクや運用に関するTips(時には大胆な)設定について書かれた本が欲しいです
(出版社の方々の目に留まればと思って書いています)