静脈は実は灰色だった 38
ストーリー by hylom
納得できるけど意外 部門より
納得できるけど意外 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
人の静脈は青色だと思われていたが、実際には灰色だったことが立命館大の北岡明佳教授によって明らかになった。青く見えるのは静脈の周りにある肌の色によって目が錯覚を起こしていたためで、画像処理ソフトで実際の色成分を調べたところ青の成分は最も少なく、実際は灰色だったという(京都新聞)。
話としては「レタッチソフトのカラーピッカーで色成分を調べたらRGBのB成分は少なかった」というものなのだが、確かに人間の目には静脈は青く見えてしまうので意外である。
知ってた (スコア:3, 興味深い)
昔っから写真をカラーピッキングして遊んでたから知ってた。
(そもそも何の色を知ろうとしていたかは突っ込まないように)
視覚的には半透明色の錯視ですよね。
背景色に対して一部グレー系の部分があると、グレーの物がそのままあるようにではなく
補色の物が「透けて」見えているように感じる。
とは言え、頭でわかっていても青く見えるのだから、不思議なものです。
ところで、
世の中には人間カラーピッカーならぬ絶対色感の持ち主がいるそうですが、
そういう人にはちゃんと(?)静脈が青くないグレーとして知覚されるんでしょうか。
そうだとすると、あらゆる場面で色彩感覚が一般人と食い違って難儀しそうですね。
Re:知ってた (スコア:1)
>そもそも何の色を知ろうとしていたか
カツオのタタキみたいな色
Re: (スコア:0)
サーモンピンクのほうが好き
Re: (スコア:0)
まじで?サーモンピンクだと吐きそうになるんだけど。いや、めったにいないけど。
魚つながりで焼きタラコくらいの色がいい。
Re: (スコア:0)
なるほど、うまく描いたつもりでも、「お嫁さんの色、これじゃない」って。
すごいなー。必要は発見の母。
Re: (スコア:0)
絶対色感が得意なのは同じような色を見分けること。
錯覚には勝てないのでござる。
Re: (スコア:0)
それって、相対的な色感に思える。
Re: (スコア:0)
二つ並んだマスクメロンの網の部分の色ですかね?
なやましい......
Re: (スコア:0)
黒人の肌の補色って、どうなるのだろう。
肌色を黒に近づけた色ならば、補色も青を黒に近づけたもので
やっぱり血管は青っぽく見えるのだろうか。
ヒャーハー (スコア:3, おもしろおかしい)
「お前の血の色は何色だー?」
「灰色です。」
「えっ」
「灰色」
Re:ヒャーハー (スコア:1)
「灰色です。」
「はー、いい色だー」
Re: (スコア:0)
えっ?
静脈切ると灰色の血が出てくるの?
灰色の脳 (スコア:1)
じゃがいも探偵さんとかで、有名な話だったと
思ってましたが(走召糸色木亥火暴)
(同人の方だったけ…)
"castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
目の錯覚 (スコア:1)
これ [hatenablog.com]を見るとなるほど〜
Re:目の錯覚 (スコア:5, 参考になる)
色の恒常性の説明に使われてるイラストですな。
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/colorconstancy.html [ritsumei.ac.jp]
で、このページ作ってるのが、まさに今回の北岡教授。
北岡明佳の錯視のページ
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/index-j.html [ritsumei.ac.jp]
Wikipediaでも、錯視研究の第一人者と書かれてるような人物。
氏のページには、様々な錯視が説明付きでのってて、非常に面白いが、
なんというか、目がちかちかしてすごく疲れる気がする。
Re: (スコア:0)
周囲の赤味のせいで、赤味が少ない部分の赤味がマイナスに振れる感じだろうね
グリーンモニターを長時間凝視してから他を見ると、世界がピンクに見えるって現象の別の色味版って感じ
Re: (スコア:0)
個人的には、ホワイトバランス(色温度の違い)が慣れるのと同様の誤認識かなと。
関連リンク…?! (スコア:1)
>性行為も可能な「人工膣」
これのどこが関連するんだ??!
床屋さん (スコア:1)
床屋の青赤白なグルグル回るアレもそのうち灰赤白に変わるん?
自分で試せ (スコア:1)
腕の静脈を根元に向かってシゴくと血管の血が無くなって色が消えるぞ。
これで簡単に青い静脈が血管自体の色じゃないと分かる。
他にも自分の身体で簡単に出来る実験があるから試してみればースポーツに役立つかもよ。
the.ACount
青あざ/チアノーゼ (スコア:0)
これ全部、錯視ですかね?
顔色が青くみえるのは、肌の色全部だから錯視ではないような。
Re: (スコア:0)
実際、画像検索しても写真では出てきませんが、アニメやイラストでの表現をみて
本当に青で表現しているものは違和感を強く覚えます。
一方灰色に近い青で表現している画像は割としっくり来ます。
さらに、青系はつかわず暗く表現してる画像もしっくり来ます。
記憶にある「人の顔色」と比較するので、印象的に青を強く感じるのではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
顔色については「蒼白」と言い方をするように白(というか灰色)だと思いますよ。
Re: (スコア:0)
その例だと、「蒼」がどこへ行ったか説明しないと。
隣人の静脈は青い (スコア:0)
何も羨ましくない
静脈が灰色だから (スコア:0)
何だってんだ
Re:静脈が灰色だから (スコア:2)
とある俗説に不利な証拠が一つ増えた、って話ですよ。
「床屋さんでグルグル回っているあの三色棒の起源、『赤は動脈、青は静脈』って説はどうも怪しいらしいぞ」
「うむ、そもそも静脈は青くないしな」
Re: (スコア:0)
Re:静脈が灰色だから (スコア:1)
> 何だってんだ
おもしろい。
/.Jのストーリーとしては、ひさびさのヒットだと思う。
肌色成分 (スコア:0)
肌の色との対比で錯覚するというなら、肌の色が違うとそもそも青く見えないんだろうか
本当の色 (スコア:0)
脳みそは肌の奥にある、血管の本当の色を推測したから「青」と見えているのだと思いますが、
本当に皮膚を切り裂いて血管をむき出した時の色は何色なんだろう?
もしこれが青なら、むしろ脳みその補正フィルタすごい、という話ですね。
Re: (スコア:0)
Veins are translucent, so the color a vein appears from an organism's exterior is determined in large part by the color of venous blood, which is usually dark red as a result of its low oxygen content.
A study found the color of blood vessels is determined by the following factors: the scattering and absorption characteristics of skin at different wavelengths, the oxygenation state of blood, which affects its absorption properties, the diameter and the depth of the vessels, and the visual perception process.[3] When a vein is drained of blood and removed from an organism it appears grey-white.
http://en.wikipedia.org/wiki/Vein#Color [wikipedia.org]
デスラー総統は。 (スコア:0)
いや、じゃあガミラス星人はどうなるのよ?
Re:デスラー総統は。 (スコア:2)
あちらは逆に、環境光による錯覚で青いはずの肌が肌色に見えていた [wikipedia.org]、という(後付の)設定です。:-)
Re: (スコア:0)
なんてこった。そんな裏設定があったとは。これで安心して灰色の静脈を受け入れられます。
床屋のサインポールどうすんの? (スコア:0)
と思ったけど、青は静脈じゃないんでしたっけ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%8... [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
えっ?
ガンダムから来てるんじゃないの?
Byガンダム至上主義者
青痣、刺青 (スコア:0)