無人機市場を目指す無線LANセキュリティツール 6
空飛ぶセキュリティホール 部門より
米国内では無人航空機がビジネス的な意味で盛り上がっているが、一方でセキュリティ的な問題も指摘されている。そこでFluke NetworksのWi-Fiセキュリティ部門であるAirMagnetが、無人航空機のセキュリティ対策を新たな市場にしようと考えているようだ(NETWORKWORLD、Slashdot)。
同社は先週、AirMagnetのエンタープライズ向け製品のアップデートに人気の無人航空機モデル「Parrot AR Drone」に対応したコードを加えたと発表した。Parrot AR Droneは安価でなおかつスマートフォンやタブレットを使用して制御できる無人航空機。
AirMagnetのアナリストGreg Rayburn氏によれば、無人航空機は空飛ぶアクセスポイントだという。ネットワークに侵入され、不正なアクセスポイントとして動作するように変更された場合、無人航空機をデータを盗むために悪用される可能性があるそうだ。今回のアップデートでは、無人航空機に外部から干渉があったと判定された場合、管理者に警告する機能が付け加えられたとしている。