
「Fender Japan」ブランド、3月31日で終了していた 15
ストーリー by hylom
そういうロゴが入っていたわけではないので実質変わらない気も 部門より
そういうロゴが入っていたわけではないので実質変わらない気も 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
やや旧聞だが、国産のギターブランドとして知られるFender Japanブランドのライセンスを持っていた神田商会が米Fenderとのライセンス契約を終了したという。これにより4月1日よりFender Japanというブランドは消滅することとなった。すでにFender Japan公式サイトも消滅しており、アクセスすると米Fenderの日本向けサイト(fender.co.jp)にリダイレクトされる。
また、日本での米Fender製品の代理店となっていた山野楽器も同時にFender製品の取り扱いを終了した。今後は米Fenderの日本法人として設立されたフェンダーミュージックがFender製品の取り扱いを行うという。
なお、Fender Japanブランドの製品を作っていた生産ラインは米Fenderの管轄となり、新たに「Japan Exclusive」というシリーズでFenderから発売されるようだ。
Fenderは米国だけでなくメキシコや中国、インドネシアにも工場を展開しており、メキシコ工場製でFenderブランドが付けられたものは俗に「Fender Mexico」と呼ばれていた。Fender Japanという名称は正式には消滅するが、今後は日本製のFenderブランドモデルが「Fender Japan」と呼ばれるようになる気はする。
Gibsonの悲劇を彷彿と・・・ (スコア:2, 興味深い)
かつてGibsonも山野楽器が代理店をやっていたのが日本法人直轄になりましたが、
その際に山野楽器による選別が入らなくなったため低品質のものも国内に入ってくるようになり、
全体的に見て国内の品質が下がることになりました。
同じことにならないといいですが・・・
Re:Gibsonの悲劇を彷彿と・・・ (スコア:1)
OperaはOpera Software ASA直轄になってよかった
日本製のFenderブランドモデルが「Fender Japan」と (スコア:0)
しかしSradがSlashdot Japanと呼ばれることはないような気がする。
Re: (スコア:0)
最近この手の海外ライセンス切れ話が多いのは円安の影響なんでしょうか
Re:日本製のFenderブランドモデルが「Fender Japan」と (スコア:1)
Fenderやすらどは知らんが、最近よく聞く流れはこんな感じ。
主に自動車とかその製造業界隈。
・1980年代~90年代に、日本の商社が販売・開発ライセンスを取得、代理店で販売
その時、まだまだアジア圏のまともな市場は日本ぐらいしかなく、
ついでにアジアでも売ってサポートしてくれと言われ、アジアの販売も手がけることに
↓
・中国市場が変化、生産拠点から消費市場へ
それに伴い中国の販売量が増える。日本の商社、儲かる
↓
・ライセンス元が中国市場の大きさに直轄で商売したいなあとか言い出す
とここまで来て、分岐としては
1. 従来の商社と合弁で新会社を設立して商売
2. アジアで販売する直轄子会社を単独で設立 or 従来の形だけの日本法人を機能強化。ライセンスしていた商社で販売担当チームをごそっと引き抜いて新会社。
3. 日本の商社のアジア販売権を引き揚げて、中国の法人と新会社
というパターンになるんだが、最近は特に2が多い傾向にある。
1は、元々の商社に出資するような力が必要だが、これは仰る通り円安が地味に効いている。一方で、外から金を出すにはお買い得に見える。ただ、この場合は経済紙の端っこにちょっとニュースが載る程度で話題にもならない。
3は、これができるとろはもう少し早い段階で行われている。今の段階で3が選ばれる場合、日本の商社はすでに中国販売に投資してしまっている事がおおく、ここで中国進出だけを禁じられるぐらいなら、丸ごとライセンスを返納して2となり、戦う道を選ぶんだとかなんとか。
2を選択して、従来商社が持っていた人材を引き抜く選択肢をとる場合、穏便に事業譲渡して会社に金を得るか、がっつり引き抜ぬかれるか、内部的には両方あり得る。製造業で日本国内に最終出荷の工場を持っているケースでは穏便に事業譲渡という事になるケースが多く、アウトトースしていただけの場合、取引先から丸ごと引き抜かれるというパターンもある。
ただ、どちらにしても日本に会社を置く事になるため、中国アジアの販売だけでなく、自動的に日本のライセンスも引き上げになるとか。
Re: (スコア:0)
Mac売ってたキヤノン販売を思い出した。
Re: (スコア:0)
どちらかというと「ブランド」に対する意識の変化なんじゃないでしょうか。
ただ結局、ブランド力を伸ばすというより、ブランドを安売りしちゃっている例が多いような。
Re: (スコア:0)
契約の更新時期に来てるのが多いせいじゃないかと
で、更新に併せてライセンス料の値上げ、そこにきて円安とデフレというトリプルパンチに耐え切れず手放してるのでは?
あと服飾関係だと、ブランド事態が展開方針をがらっと変えるのに日本国内のライセンス先がついていけない、というか日本ではジジババのイメージなのがすっかり若者向けになっちゃったり、お歳暮やゴルフの景品のイメージしかないものが実は本国だと超高級品だったりしてその路線に合わせるように要求されたりとかがあるよ
高級ブランドだからって高級品だけじゃ食っていけないので(品質だけなら日本のほうが上だったりするし)、ブランドイメージに対する様々な要求水準が高くなってる
Fender Mexico (スコア:0)
Fendef Mex.って言われてた様な……
Fender Japanは、一時はUSよりも高品質と言われてたし、海外のプレイヤーにもユーザーがいましたね
Re:Fender Mexico (スコア:1)
メヒコ産が安くてモノがいいからな
本物が欲しいなら米国の買うしフェンジャパ買うのは余程の物好きだろう
ってかギタースレが伸びないのはスラド(笑)にはプレイヤーも少ないからかね
ユニクロ (スコア:0)
ちょうど、FenderロゴのTシャツ売ってますけど、Fender(米)とのライセンスなんですかね。
http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ut/corporate/ [uniqlo.com]
Re: (スコア:0)
当然そうでしょ。そもそもFender(日)はとっくにありませんでした。
問題はごちゃごちゃしているが、個人的な見解として (スコア:0)
・Fender Japan(母体は神田楽器)の消滅
→価格帯はスクワイヤ及びFender MEXとモロかぶり(品質も特筆するほどではない)だったので、製品レンジ的な問題はあまりなさそう
→リッチー・コッツェンモデルなどのシグネチャーがどうなるのかが気になる
・山野楽器のFender USA取り扱い終了
→Gibsonの二の舞(品質管理)が危ぶまれるけど、山野扱いだった頃からFenderはひどい
→国内アーティストのFenderとのエンドースはだいたいJapanではなくUSAだった(山野楽器パワーで)ので、それがどうなるかが気になる
それは (スコア:0)
とってもたいふぇんだー!!
Re: (スコア:0)
座布団没収。