非常に強い致死性の猛毒であるジョウゴグモの毒から、脳卒中に起因する脳のダメージを抑える可能性があるという成分が発見された(AFP、PNAS掲載論文)。脳卒中は頭蓋内の血流に異常が発生し脳にダメージを与えるという障害だが、ジョウゴグモの毒から抽出された「Hi1a」という成分に、脳神経へのダメージを軽減できる可能性があることが分かったという。実験では、Hi1aを投与したマウスでその効果が確認されたという。
よく見つけるなぁ (スコア:0)
>酸感受性イオンチャンネルを遮断する
一時的に保護するのか。
Re: (スコア:0)
イオンチャンネルを遮断する
イオンで買い物中に「広告うぜえ、脳が死ぬ!」ってときにも注入できるかも。
https://signagemedia-d.com/media_01.html [signagemedia-d.com]
# 狙って命名したんでしょうけど
くもモンだモン (スコア:0)
ただ言ってみたかっただけ
脳卒中だけ? (スコア:0)
脳梗塞と心筋梗塞の違いは、起きる箇所の違い位だろ?程度のド素人ですが、
将来的に心筋梗塞への応用とかコレステロールでみっちりつまった欠陥の補修に繋がらないものでしょうか?
そんな夢のようなおクスリ早くでないかなぁ
Re:脳卒中だけ? (スコア:1)
血管の閉塞を防ぐのではなく、その結果起きる脳神経へのダメージを軽減するのでは。
「脳卒中後の脳損傷の主要な推進要因となる酸感受性イオンチャンネルを遮断する」
ということだから、要するに神経毒なんじゃね?
#マンガに出てくる「一時的に仮死状態にさせる」みたいな感じか。
#仮死状態にして移送する技術は実験されてるんだっけ? https://srad.jp/story/09/12/09/0929248/ [srad.jp]
だから心臓の筋肉には関係無くて、脳のような神経系にのみ効果がある(かもしれない)のでしょう。
Re: (スコア:0)
それを言い始めたら神経性疼痛のリリカカプセルも毒になる こちらは特定部位に結合して神経伝達物質を抑制する
Re: (スコア:0)
なべてクスリは毒だ。身体の調子を変えてしまうんだから。
身体の調子が崩れている時に適切に使うと逆方向に崩すから、治るというだけだ。
Re: (スコア:0)
血栓性大痔核もね
Re: (スコア:0)
脳は血流が止まって5分経つともはや回復は絶望的と言われるくらい、死にやすい器官です。
脳卒中が起きて、病院に担ぎ込まれて、レントゲンやCT撮って患部の位置を確認し、開頭手術をして…とやっているうちに
もう脳細胞は死んで手遅れになってしまう。
だから少しでも脳細胞が死ぬのを遅らせて、治療にまにあわせられるようにと、こういう研究がされているのです。
心臓などの筋肉細胞は、血流が止まっても数時間ぐらいは生きていられるので、手術を行う時間的余裕があります。
だから、心臓用のそういったクスリは必要ないのではないでしょうか。
心臓が止まったら、心臓より先に脳が逝ってしまいますしね。心臓は後回しでいいわけです。
Re: (スコア:0)
そんなクモを掴むような話を。。。
# ガシッ! わしゃ わしゃ わしゃ!?
Re: (スコア:0)
素人が読みかじった資料で答えてみる。
脳細胞が死ぬのは確かに酸素が行き渡らないからなんだけど、単純に酸素欠乏がニューロンの死に直結するわけじゃない。
血流低下でニューロンが死ぬのを、虚血性ニューロン死と言うんだけど、これは酸素が無いことで、ニューロン間に放出された
神経伝達物質を回収できなくなり、レセプターに過剰に結合することでニューロン細胞へのイオン流入(これが脱分極を起こして信号となる)
が続く。この過剰な刺激により死亡する。脳細胞が死にやすいのはこういう理由。
だからレセプターに蓋をして神経伝達物質が結合できないようにすると、ニューロン死を防ぐことが出来る。
もちろん永久に保護できるわけじゃないけど、普通にしているよりも長く保護できる。
って「Brain Valley」という小説に書いてありました。