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教育

名古屋大学、産学協同研究に参加する博士課程学生に給与支払いへ 22

ストーリー by hylom
大きい収入源 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

名古屋大学が、博士課程の研究内容と産学協同研究の研究テーマがほぼ同一の「特に優れた学生」について、年俸288万円(月額24万円)の支払いを行う制度を導入する。対象の学生はフルタイムの契約社員として雇用され、すでに数人が対象となっているという(日刊工業新聞)。

契約社員として扱われることで雇用関係が生まれ、守秘義務や研究管理などに責任を負うことになるため、企業側も共同研究の際にメリットがあるそうだ。

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  • 目的もなく遊んでる人は切られていって各学科に優秀な人だけ残るようにすればいい。数百万の返済不要の奨学金出すとの変わりないしね。その人たちが数十年後に寄付してくれればもっといい。

    • 目的もなく博士課程に進学する人は、稀有だと思います。
      親コメント
      • 目的がないわけではないですが、修士で就活失敗したからとか、働きたくないからとか、研究に直接関係のないモチベーションの人はたくさんいました。私の周りには。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        博士に限らず、給料出すから優秀な学生だけ残して良い制度にできるならそうしてほしい。

        理系に関していえば、大学院ほぼ全入時代。配属されてきた学生を拒否できない。
        M1前半は授業があるから、夏休みはインターンに行くから、後期に入れば就活が
        気になり始め、M2の初夏まで結局大して研究しない。内定がとれればそれはそれで
        卒業させないわけないだろうとナメてかかって研究しない。そればかりか、後輩に
        くだらないアドバイスを就職後まで続けてくれる(以下無限ループ)。

        学部卒と同じレベルで卒業するのなら、本人にとっても早く働き始めた方がいいと思うし
        企業さんも、若くて安く雇える方がいいでしょ。

    • by Anonymous Coward

      目的もなく遊んでいる人を切る必要ってあるんだろうか?
      研究者に利しているようにしか思えないんだが。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月24日 13時34分 (#3233445)

    海外、特にアメリカの大学の学生は研究室から給料をもらって研究しています。といっても給料はかなり安い。
    ただ、PhDを修了すると企業から1000万以上の高年収で雇われるため、安い給料でも学生は必死になって勉強して学位を取ろうとします。
    まあ、奨学金や学振の他にこのような博士課程の学生に対する支援の枠がひろがることはよい傾向と思いますが。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月23日 16時03分 (#3233027)

    サービス残業させられまくって、奴隷のように働かされる、”優秀な学生”が月給24万なんてお買い得すぎる。
    なんでこの金額なんだ?

    • by nemui4 (20313) on 2017年06月23日 16時44分 (#3233054) 日記

      >サービス残業させられまくって、奴隷のように働かされる、”優秀な学生”が月給24万なんてお買い得すぎる。
      なんでこの金額なんだ?

      名大博士課程はテーマに沿った研究をするんじゃなくて、労働させられるの?

      >対象の学生はフルタイムの契約社員として雇用され、すでに数人が対象となっているという

      もしかしたら研究発表や論文投稿じゃなくて、作物の出来高とかで評価されるようになるんだろうか。
      #所さんの科学の里をうっすら思い浮かべた。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      安いよなぁ

    • by Anonymous Coward

      当然、授業料は無償なんですよね。どうなのかな

    • by Anonymous Coward

      給料をもらえなくても
      同じような生活するから
      月給24万って夢のような話だと思う

    • by Anonymous Coward

      少なすぎる
      額面年額400万円手取り300万円くらいは出してやれよ

    • by Anonymous Coward

      しかしまだ博士課程だろ?博士じゃないんだろ?企業の学卒初任給に比べて安すぎるとは思えないが。
      それに、自分の研究していいんだろ?
      丸儲けじゃないか。

      • by Anonymous Coward

        文句言ってる人は何と比較してるんですかねホント

        • by Anonymous Coward

          ソースを見ず、「契約社員」というところに「学生でありながら契約社員」というオソロシイ状態になっていると解釈したのでは。
          #ACの言うことを素直にコンパイルしちゃダメだってば。ケヒッ

      • by Anonymous Coward

        企業の研究所だと修士で採用して博士号取らせるのが普通だと思うんだけど…
        もしかして研究職だからって博士だけだと思ってる?
        いくら博士があぶれていても欲しい人材とは齟齬があるんだよ
        むしろ学部生でも欲しい人材はいる

        • by Anonymous Coward

          企業から博士号取りに来てる人はちゃんと企業から給与が出てるんじゃなかった?生活費の支援って名目だっけ?
          その場合、大学からも給与をもらうとなると二重でもらうことになるような?

    • by Anonymous Coward

      今の金額は知らないが、学振のDC1(博士課程院生を採用、学業と同時に
      生活費と研究費をもらいながら研究、博士号取得を目指す院生への、
      生活費充当部分がこれくらいでなかったかな。
      むしろもう少し、2段階くらいお安かったかもしれない。
      PD採用(博士号取得者への支援)はも少し高めかな?

      基準額の決定はその辺だとおもわれる

    • by Anonymous Coward

      24万円と言えば修士課程修了の場合の初任給相当ですよね。悪くない
      待遇と思います。学振特別研究員(DC)は「優秀な学生」で月20万円です
      しね(雇用関係はないけど)。相場的にはこんなもんかと。

      • by Anonymous Coward

        普通の企業なら賞与も出るし,福利厚生も考えれば待遇はかなり下回りますね.
        大学としては,限られた予算の中でよく頑張ったと思いますが.
        そう思えば確かに「悪くない」ですね.

        • by Anonymous Coward

          細かいこと言い出すと学生だと学割が色んなところで効くし、大学の施設
          が使えるのはある意味福利厚生ですよね。ボーナスなら「学位」を差
          し上げればいいんじゃないでしょうか。名大クラスなら研究設備も良い
          だろうし。

          というか学生は基本的には学位取得を目指すために在籍しているので労働
          者な扱いで勤務時間や待遇の良し悪しを議論するのは難しい(個人的には
          ずっと気になるテーマ。誰か研究してるんでしょうけど)

          一方で、院生が立場上、労働者的な保護を受けられずブラック化しや
          すいのも事実。他方、学位に値しない者に花を持たせて卒業させるとい
          う茶番を演じているのも現実。ならば能力ある学生を選抜させて頂くか
          わりに給料を差し上げて、限られた勤務時間で責任と集中力をもって
          成果出してもらう、そういう制度の方がマシかもしれない。それはもはや
          ポスドク的な物であって教育って感じゃない気もするけれど。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月23日 22時04分 (#3233206)

    名古屋大学「産学協同研究講座・部門制度」について [sangakukan.jp]

    産学協同研究講座・部門においては、大学が企業から経費と人材を受け入れ、企業の裁量で研究方針・計画を決定する研究拠点を大学内に設置することができる。従って、機密性を確保しつつ独立した講座として運営できることが、従来の寄附講座と大きく異なる点である。

    この制度は、大学にとっては、企業の資金・人材を取り込むことで大学の教育・研究を充実させ、また学生やポストドクターの就職につながる可能性があるなどの利点がある。一方、企業にとっては、大学内の教員の知見に迅速にアクセスできること、契約に基づく共同研究も実施可能であること、学内の研究設備を学内価格で利用できること、大学の組織として競争的資金に応募可能であることなどの利点が考えられる。

    実質的に企業の研究所のような何かになっている感じですね。
    競争的資金に応募可能なのが重要なのでしょう。

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