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ニュース

健康食品広告の嘘を見破れますか ?

タレコミ by MIYU
MIYU 曰く、

国立健康・栄養研究所は、 「国民の健康の保持・増進及び栄養・食生活に関する調査・研究を 行うことにより、公衆衛生の向上及び増進を図る公的機関」ですが、 そのWebサイトに、 健康食品の「 虚偽・誇大広告にだまされない方法」として、 本当のことを言っているのかどうか、一見して判断することが難しい 「健康食品広告のうそ」を見抜く為の手がかりとなる「うたい文句」と、 その表現の持つ問題点についての解説が掲載されています。

だまされないようにしたい「うたい文句」、として例示されているのは以下のような言葉です
  1. 「即効性」「万能」「最高のダイエット食品」
  2. 「ガンが治った」などの治療、治癒に関する言及
  3. 「天然」「食品だから安全」「全く副作用がない」
  4. 「新しい科学的進歩」「奇跡的な治療法」「他にない」「秘密の成分」「伝統医療」
  5.  驚くべき体験談、医師などの専門家によるお墨付き
  6. 「厚生労働省許可」「厚生労働省承認済み」
  7. 「○○に効くと言われています」
  8. 「ダイエットに効く○○茶(特許番号××番)」
  9. 「○○を食べると、3日目位に湿疹が見られる場合がありますが、 これは体内の古い毒素などが分解され、一時的に現れるものです。 これは体質改善の効果の現れです。そのままお召し上がりください。」

広告は様々な媒体を使って受け手に届けられますが、 健康に関する情報で虚偽・誇大広告が放置された場合、 それを信じた人達が適切な診療機会を逸し健康上重大な支障を生じる おそれが有る為、2003年5月に施行された 「健康増進法」 で、 健康食品の虚偽誇大広告が禁止(同年8月施行・罰則付き)され、 厚生労働省も販売業者や出版社向けのガイドラインを作成し、 表示を適正にさせる為の努力が続けられているそうです。
また、Web上の広告については特に、広告主がその管理するHP上等に自由に虚偽・誇大表示を掲載することが可能な為(参照事例:先頃スラッシュドットに掲載された記事)、 新聞・放送・雑誌広告の広告考査が果たしている「事前抑止効果」が 期待できないという事が指摘され、現在でも一部で健康食品の虚偽・誇大広告が見られると述べられています。

このWebサイトには、 健康情報の信頼性を評価する為のフローチャート も用意されていますので、気にかかる健康情報が有る方は、 広告宣伝文をチャートに照らし合わせて眺めて見るというのも 良いかもしれません。 加えて、「健康食品」だけでは健康で豊かな生活を送ることはでき ないので、毎日の食生活の中でバランスのとれたメニューを心がけて 欲しい、という国立健康・栄養研究所の助言もお忘れ無く。
食欲の秋に葉物野菜の高騰が伝えられていますが、 なるべくバランス良くいろいろな物を食べましょう。 (← 特に一人暮らしの方)

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参照事例は名称を出さない為このように表記してあります。ご配慮下さい。

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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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