パスワードを忘れた? アカウント作成
757833 submission
Intel

インテルチップ用SPARCトランスレータ、Transitiveがリリースへ

タレコミ by gonta
gonta 曰く、
CNET Japanより、Transitive社がSunのSPARCチップで動作するプログラムをIntel Xeonで動作させるソフトウェアをリリースする予定である。そのソフトウェアのデモを、現在開催されているLinuxWorld Conference and Expoでデモを行った。

Transitive社は、チップ専用のバイナリを別チップで動作する変換技術をメインにしていて、IBMやIntelも技術提携をしている。パフォーマンスは、UltraSPARC IV+ 1.5GHz以上で動作するとの事。この技術で、Intelは他の実行環境のマシンを自社プラットフォームへ誘導することが可能になる。

プラットフォーム移行に関して、一番の障害となるのが、過去のソフト資産の継承である。Transitive社のソフトウエアにより、過去にはSGIのMIPSチップをIntelで動作させる技術を提供し、Itaniumプラットフォームへ移行させることを実現した。また、MacユーザであればRosettaが馴染み深いが、RosettaもTransitive社のソフトウエアを利用している。最近では、IBM社が同社の技術を利用し、PowerアーキテクチャのソフトをIntel上で動作させる計画を発表している。

タレコみ子が心配なのは、これによりSPARC/Solarisプラットフォームがどうなってしまうか、です。ただでさえ、Intelプラットフォームの価格優位性やLinuxの普及がある上に、容易に移行環境が整ってしまうと、いよいよもってしてSPARC/Solarisの魅力が問題となってしまいそうです。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...