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彗星探査機「ロゼッタ」、10年を経て目標の彗星に到達

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
10年に渡り宇宙空間を飛び続けていたESAの探査機「ロゼッタ」が、8月6日ついに目的地である「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に到達した(アストロアーツsorae.jpWSJの記事本家/.)。

2004年3月に打ち上げられたロゼッタは、以後3度の地球スイングバイを行いながら彗星への飛行を続け、6日ついに同彗星とのランデブーに成功した。チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は幅約5kmほどの彗星で、ロゼッタは現在彗星から100kmほど離れた地点を飛行している。今後は徐々に高度を下げて1年間にわたり観測を実施するとともに、11月にはフィラエと名付けられた小型探査機の着陸も試みられるという。

彗星探査はこれまでも各国で何度か行われてきたが、それらはいずれも短期間のフライバイであり、彗星にランデブーを行い観測を行うのは今回が初となる。また探査機の着陸が成功すれば、もちろんこちらも史上初の快挙となる。ESAからは既に高度285km地点で撮影された画像が公開されており、今後の観測データに期待が高まるところである。

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