パスワードを忘れた? アカウント作成
11657558 submission

米ロッキード、10年以内に小型核融合炉実用化へ

タレコミ by wakatonoo2
wakatonoo2 曰く、
米航空防衛機器大手ロッキード・マーチンは15日、核融合エネルギー装置の開発において技術面の画期的進展(ブレークスルー)があり、10年以内にトラックに搭載可能な小型の核融合炉を実用化できると発表した。

開発チームを率いるトム・マクガイア氏は記者団に対して、これまでの作業を通じて出力が100メガワット(MW)で、現在存在するものより約10倍小さく大型トラックの後部に入れられるほどの核融合炉が製造できるめどが立ったと説明した。

ロッキードは、1年ほどで設計やテストなどを終えて5年以内に試作品を作り、10年で実用の核融合炉を生産できるはずだとの見通しを示した。

ロッキード·マーチンが、コンパクトな核融合炉計画を発表(2013年;英語)によれば、2013年4月に、Googleの"Solve for X"カンファレンスで発表済みの高ベータ核融合炉(wiki)を指すようである。
それが今回、ブレイクスルーがあり実用化の目途がたったとし、再度発表されたもののようである。

参考:Google、謎のプロジェクト「Solve for X」を立ち上げ(2012年)
>Googleが、“世界的な問題を打開するラディカルな解決方法の実現を目指す”プロジェクト「Solve for X」のWebサイトを立ち上げた。

Wikiによれば、この小型核融合炉は、
高磁場で内部に真空を持つ電磁石を使用して作られている。
非荷電重水素ガスを注入し、電波を用いて加熱される(電子レンジと同じ構造)。
ガス温度が16電子ボルトになるとガスがイオンと電子にイオン化し、プラズマ状態になる。
このプラズマは、周囲の磁場に圧力を生じ、このプラズマ圧力は、磁場の圧力によって相殺されるベータ比を持つ。
計画では、高ベータ比を達成することで、100MWの装置を実現させる。

現段階では情報が少ないため、続報を待ちたい。
こちらも参照のこと
従来の核融合炉の10倍のエネルギーを生み出し原発よりもはるかに安全な核融合炉をロッキードが開発中

情報元へのリンク
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

読み込み中...