MLCの日記: The「匿名」・2002年に思ったこと(スラド編)
日記 by
MLC
もう大晦日。年々時間がスピードアップします。<ヘンな日本語
さて、月並みにスラド住民として2002年を振り返ってみます。
なんと言っても、2002年のトピックは「匿名」でしょう。(たぶん
2002年は、にちゃんねるを始めとする「匿名」掲示板が *一般* 社会に認知された年でもあり、「匿名」の内部告発が社会を動かした年でもありました。
思うに「匿名」は、もう弱者の武器では無くなったのでしょう。
これは新たな力であり、純粋に力の強いものが勝つ、弱肉強食の世界の武器になったのでしょう。
もう「素人にはお勧めできない」世界です。
私は、このまま「匿名」が法律の手が届かない「反社会的・犯罪的」な道具に成り下がることを心配します。
(もちろん、法律そのものが“変わらなくちゃ”というのも分かります)
一方で、「湘南のゴミ拾い」に象徴される、「匿名」ならではの希望も見受けられました。
このイベントで、実名(やホンネ)では恥ずかしくて(笑)出来ないような呼びかけや行動も、「匿名」なら出来ることが証明されました。
これは、「パンドラの箱」の中の希望に過ぎないかもしれませんが、だからこそ貴重だと思います。
2003年は、「匿名」文化がもっと成熟して、素人にも危なくない(場所もある)、自由なコミュニティーとして発展する年であって欲しいものです。
それでは、良いお年を。
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