フランスの科学者が政府に三行半
タレコミ by Pooh
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このたび中国の指導部が入れ替わりました。
それを伝える朝日新聞の記事によると「トップが9人とも理系」なんだそうです。
理系、文系という区分は好きではないですが、いまでも日本は製造業国家なんだし工学部だけでも大学生総数の20%という話を読むと、もう少し官僚や政治家のトップにサイエンスやテクノロジーがわかる人がいてもバチはあたらんと思います。
理系出身でなくても大統領が2000年の卒業式演説で「スーパーカミオカンデがニュートリノ質量を確認した」と言及できる国と、ノーベル賞をもらってから「科学技術立国」「日本も捨てたもんじゃないね」とか言う国の違いって、、、
物理の世界ではとても有名ながら絶版になっていたランダウリフシッツ教科書シリーズを
復刊ドットコムがようやく限定部数での復刊にこぎつけたようです。
このスラッシュドットにも物理がホームグラウンドという人も多いはずです。
売れないから絶版になったのだと思うけれど、次の機会に下の世代が復刊を望む時を考えると、今回の売れ行きは重要かと思います。
「全10点セットをバラでも販売いたします。」ということですので、興味のある方は購入を検討してみてください。
ZDNETの記事によれば、microsoftはJavaと.Netの人気投票で負け気味なのに業を煮やして自分で自分に票を入れ始めたようである。C#とかも含めてそれなりに面白い技術の提案をしているのだから、自信を持ってもうすこし大人な対応はできないのだろうか?
読売新聞によると東京地裁はメール内容をチェックする権利を会社に認めた。事件は部長の悪口メールを誤って部長本人に送信してしまい、以後、部長がメールの管理部署に部下あてのメールを自動転送させ監視した由。裁判所は「社内ネットは会社側がネットを監視しながら保守管理しているのが普通だ」と部長を肯定。アメリカでもあったと思うけれど、メール内容の監視ってそんなに普通なんですか?
日経BizTechによるとNECは小型スーパーコンピュータSX-6iを発売した。450×730×700mmというPCの大きさ。電源も100/200V。色も自由に選べる。と、まさにPCのノリ。でも中身はSX-6のベクトル型アーキテクチャで1CPU、Max 8GFLOPS。メモリーは4/8GB。データ転送速度は32GB/秒。最後にお値段も1800万円(から)。さあ、Fortranの民よ。AlphaやIA64の代わりに買うべし。
気象庁の広報(なぜにpdf)によると、ひまわりの次世代がさらに遅れて2003年夏になるそうです。原因は輸出免許審査が厳しくなったからだとか。
えーっ、ひまわりってアメリカ産なの?
調べてみると宇宙作家協会BBS No67にある経緯でアメリカンになったようです。スーパー301条のごり押しで国産を排除した経緯といい、運輸と気象とコンポーネントを詰め込みすぎてあちこちの不具合がリリースを遅らせるところといい、とあるOSを彷彿とさせます。
といっても有名な中村教授の関わるクリー社でなくて
豊田合成との訴訟。日経によれば最高裁に上告を棄却されて確定した模様。
GaNの基本特許の一つが無効になっても周辺特許があるんだろうけれど。
たしか豊田合成は中村教授に「トヨタ系の政治力でごり押ししている」と
書かれていたけれど、他社に特許利用を許可しないし開発功労者も怒らせる
では誰も弁護してくれないよね。
日頃から友達は大事にしよう。(違う)
Cassiopeia FIVAといえば、Cyrix>>Crusoe採用、音楽プレーヤー専用OSとしてLinux起動スイッチがついた面白いサブノートであった。私もこれで普通のDual Bootにできないかと妄想したものだ。しかし、妄想した人がメーカー予想より多かったのかついにCassiopeia FIVA Midori Linux+Netscape付きなるものが出てきた。HDDはC,Dドライブに6Gずつ、Linux Boot部は400MBと小さいながら、今度はktermもついてくる。LinuxからDドライブが見えるのなら、Swapを設定してあーしてこーしてと妄想がふくらむこの一品。XPがCrusoe+128MBでは、どんがめ必至ゆえの添付かも。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds