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XerographyKMの日記: 岩槻での開発状況は

日記 by XerographyKM
赤坂溜池の明産ビルにあった技術開発センターで密かに産声をあげた2200の
原型モデル/COCOと、「お前も来い」という今村氏の呼び出しで転出した先の
設計部で量産設計が始まった2200との大きな違いは外観とか、プラテンの機構
のほかにフューザーの変更がある。COCOではGEのクオーツランプを採用して、
まばゆいばかりの熱源でトナーを融着させていたが、新規設計の2200(のひな形)
ではリボンヒーターをエッチングで抜いて平面の発熱体とした初めてのヒーターが
採用されていた。直接に通電したヒーターがうねうねとむきだしでセラミックスの
サポーターに支持されていた。いうまでもなく、このヒーターでも熱源のみで融着
させるので、用紙が停留すれば燃えてしまう。炎をあげて燃えるとか、そこまでゆかずとも、焦げてしまう。いうなればトースターとなんら変わらない。一旦、燃えだすと
機外まで影響することを防止するために「釣り糸」を採用したメカニカルな遮断機構
を備えていた。過熱、燃焼でダクロン(釣り糸の商品名)の糸がフューズのように
融断してアルミニュームのプレートが落下し、燃焼を止める。切れたダクロンは交換
しないとフューザーを再起動できない。フューザーのエレメントリボンには、熱電対
が埋め込んであり、出力の制御はOPアンプ741/709にやらせていた。エレメントを支えるセラミックスのパーツも当初は脆く、ちょっとのショックでぽろりと
折れた。岩槻にいた半年と、設計/開発の主力が海老名の新しいプラントに移動した
あとも新規な材料は信頼性の向上に時間がかかった。このころのマシンロジックはタイマーとリレーだけで動いていた。μコントローラーもTTLのボードも登場していない。
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