YOUPohwaの日記: M1を積極的に使う 1
モデレーションの活用に関する私案をまとめてみた。
1.できる範囲で「難易度が高い」と思われるモデをする
優秀なモデレーターは貴重なので、前提知識がないと判断がつきにくいものや巧妙な詭弁などを、無理のない範囲で優先的に処理する。
タイミング的な問題もあり、たまたま「まだフレームに発展していないフレームの元」を見つけた場合は速やかに沈めておくべきだろう。
2.「特別な前提知識によらずとも明確な誤り」は「荒らし」モデするのが相当
もっと言えば「天然荒らしも荒らし」ということ。書いた人が悪意を持っていたかどうか確認する方法はないが、素で書いていたとしても荒らしモデでよい。
さっさと沈めておけば言わずもがなな指摘コメントがつくこともなく、他のモデレーターが指摘コメントにM1を浪費することもない。
3.疑問形に騙されない
「~じゃないの?」とか「~ということにならない?」などのように疑問の形をとっていても、内容が明らかに天然荒らしなら沈めない理由にはならない。一般的な誤解を代弁している場合にはモデせずにコメントで指摘する。
また、質問コメントに「同じ疑問を抱いた」という「賛成票のプラスモデ」がつくと面倒なことになるので「答えがわからない質問」「正誤がわからない回答」はモデしないという原則を守る(「興味深い」を「誰か答えて」的に乱用しなくても、的確な回答をつけるような人の多くはストーリーを隅まで読んでいる)。
4.「不確かな情報提供」はモデしない
上と一部重複するが「~という話もあるみたいだけど」とか「~じゃなかったっけ」などといったコメントは、モデせず、判断に足るソースや解説を示したコメントがつくのを待って補足コメントの方をモデする。
明らかな誤りなら荒らしモデでよいが、一般に多い誤解や前提知識がないと理解できない内容であればコメントで訂正を入れるべきだろう。コメントの内容が正しく、補足となる情報源を自分で持っている場合も、モデよりコメントを優先する。
5.「明らかな誤りの訂正」は「+2」で十分
上記と関連するが、明確な誤りを訂正するだけのコメントを+4も+5も持ち上げる必要はない。
ありがちな誤解をわかりやすく指摘するなど、目立った有用性があるコメントはこの限りでない。
6.論破された天然荒らしコメントは状況に応じて
これはかなり微妙だが、プラス評価がついている場合、0までは落とした方がよいと思う。正しい補足コメントがついている場合はそちらを上げるのを優先。
正しい補足コメントがついていてすでにプラス評価されている場合、よほど酷くない限り元コメントをあえて-1まで落とす必要はないと思う(的確な補足コメントがついた時点で、元コメントの有害性はかなり低くなる)。
7.ボーナス書き込みを容赦しない
もし「スコア+2に値しないボーナス使用コメント」があれば、積極的にマイナスモデする。なぜこんな馬鹿げたことが推奨されているのか理解に苦しむが、オフトピ気味のヨタやチラ裏系のコメントが+2で浮いていると邪魔である。
システムの仕様上「普通モデ=評価なし」であり、モデがついていないコメントはモデがついているコメントより情報量が少なくなるので、カルマボーナスを使うのは「スコア+3以上、少なくとも+2の価値がある」と自己判断したコメントに限るべきだろう。
8.ストーリーの進行状況を加味する
すでに述べたが、フレームの芽を摘むモデは優先的に行うべきである。もちろん、荒らしコメントを沈めるより有用なコメントを発掘する方がよい場合もあるが、現状、コメントで対応すべきものやモデすべきでないケースをきちんと区別していけば、アクティブなストーリーを一通りモデし終わってもポイントはたいてい余る。コメントがつかなくなったストーリーはアクティブなストーリーの後でケアすればよい。