たぶん、みんなリンク先とか今までの経緯をちゃんと見ないでいろいろと
言っていると思うので、補足
20TENはローリングストーン誌等の付録として配ることになっていて、
現時点では、日本のみならずアメリカですら、CD化の予定が無いです
(一部ヨーロッパではCDでも発売)
http://ro69.jp/news/detail/36674
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10577331173.html
プリンスは、何年も前からこういう実験的な試みを続けていて、
CD出すのがいやになっちゃって、でもワーナーとの契約が残っているので、
しかたなく"自分の名前をなくして"(シンボルとか元プリンスとかのアレ)
しまった事などは覚えている人も多いはず
そもそも、プリンス自体、インターネット配信の先駆け的に行なっていて
NPG Orchestra をネット配信限定で出したのは90年代後半から始めているので、
もう10年以上もやってたわけです。
その他にも小売店と直接契約と行なって販売をしたりとか、
試行錯誤しながら音楽の制作と配信ということに一番精力的に考えてきた
トップアーティストの一人ということは無視してはいけないし、
この記事の字面だけを見てはいけないと思うのよ
ここからは、完全に私見だけど、
プリンスが考えようとしている新しい音楽提供の形は
直接的に次世代のアーティストのメリットには
ならないかもしれないんだけど、何れにしても音楽ファンがぶつかる問題だと思う。
よく、ネットでは音楽業界の売上が落ちたのは「良い音楽が無いからだ」と
言われるけれども、そういう人に限ってそもそも積極的に音楽を聴いていないし、
決してクオリティが低くなったとは思えないのね。
探せば今でも良い音楽に溢れている。
むしろ探さないと良い音楽に出会えないというか、
探さない人は良い音楽に巡り会えないという状況が問題なんじゃないかと思う。
そしてプリンスはリスナーの行動を求めているのかなとも思える。
正直プリンスが何を考えているのかは自分にも良く分からないのだけれども
その音楽が今でも輝きを失っていないどころか、とんでもないクオリティの楽曲を
ガンガン放っていっているモンスターだって事はたしか
※で、アップロードされちゃった楽曲を聞いてやっぱりそれを確信!カッコいい!!
http://www.somekindofawesome.com/journal/2010/7/9/listen-prince-laydown.html