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396506 journal

amuraの日記: NetBSD を gcc3.3.1 でコンパイル 1

日記 by amura

最近 NetBSD-current に gcc 3.3.1 が入ったので、これを使ってのmake に挑戦してみた。
host が NetBSD/i386 1.6.1_STABLE、target が NetBSD/amiga -current。

手順は簡単で、/etc/mk.conf に

USE_TOOLS_TOOLCHAIN=no

を付け足して、いつも通り make or build.sh を走らせるだけ。

kernel のコンパイルは、いくつかのファイルで warning が出て止まるものの、適当に書き換えれば何とか終る。できた kernel も問題なく動作するっぽい。

userland は現在コンパイル中 -> 終了。bootblock をつくれない(バイナリのサイズが大きくなって、サイズ制限に引っかかる)、binary sets を作る際、いくつかのファイルがないと文句いわれる、という些細な問題があるものの、build は出来て、動作におかしな所はない様だ。
buildにかかった時間は gcc 2.95 の時とあまり変わらない感じ。

意外だったのは、kernel のサイズが 旧来の toolchain でコンパイルするより大きくなった事。gcc3 は最適化が良くなったと聞いていたのに。m68k だと gcc2 はほぼ限界まで最適化していたと云う事?

とりあえず、gcc3 で構築した環境で暮らしてみます。

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  • by amura (15484) on 2003年09月07日 16時43分 (#392863) 日記
    gcc 3 では、可変長引数のための builtin function が増えたらしい。

    /sys/arch/m68k/{strarg,varargs,ansi} h の書き換えが必要
    --
    なんちゃってプログラマ?
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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