astroの日記: ソフトバンク純増のからくり 4
TCAを見る限り、ソフトバンクが純増1位を2ヶ月連続で達成し、
ホワイトプランへの加入も加速しているらしい。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/35371.html
実はこれにはあるからくりが存在する。
スーパーボーナス一括9800円セールのカラクリ
ソフトバンクの「スーパーボーナス」というのは、端末代金を2年間の
分割払い(その分月額料金を値引きするので実質負担は低い)にするという
プランなのだが、これには一応一括払いという方法も存在はする。
しかし通常の一括払いでは端末価格が高いので誰も使わなかったんだが
在庫処分の端末などを一括払いコースで大幅値下げして提供するのが存在する。
これが俗に言う「スパボ一括」である。
これのメリットは何かというと、一括払いで端末を買っている以上、
月額に端末代金の上乗せはないが、端末分の値引きは行われる、という
ところである。
たとえば、905SHや904T等の、昨年モデルであればスパボ特別割引額は
月額980円である。もしこれをスパボ一括で購入してホワイトプランに
加入したとしたらどうなるだろうか?
ホワイトプランは月額980円。スパボ特別割引額は980円なので、
つまりのところ月額基本料金が実質タダで使えてしまうのだ。
もちろん端末料金がかかっているので、その分の支払いはあるが、
スパボが続く2年間は、タダで使えてしまうというインパクトは大きい。
それにもうひとつ。
ホワイトプランには、家族通話無料のホワイト家族24がついてくる。
つまり、2端末をスパボ一括で購入して使えば、実質ご家族間の無料
ホットラインにできるわけだし、1人で契約して恋人や知り合いに渡せば、
タダで通話し放題になってしまう。
今、通話し放題なのはウィルコム(全070端末間)と、SBホワイト家族24だけだ。
このインパクトは大きい。
これが、ソフトバンクの純増に大きく影響したのは間違いないだろう。
何せ、端末代金(9800円や、4800円、場合によっては0円もあり)だけで
2年間は事実上タダというインパクトは大きい。しかもソフトバンクとしては
財務上それでも大きな変化がないのだから(損をしているのは販売店である)
やらない手はないということなのだろう。
もちろん全数がこれ、というわけには行かないだろうが、販売数の少ない
ショップのてこ入れ策という可能性は高い。
純増に寄与する程は... (スコア:1, 参考になる)
全店で数千本らしいので
純増に影響する程では無いみたいです。
いまのところ、東京近辺と大阪のヨドバシで不定期にやってるだけですからね。
全国でやってくれると嬉しいんですけど。
企業単位の契約の寄与 (スコア:1)
ある派遣会社は、派遣に登録した人全員(希望した人)にSBM携帯を配っています。
ホワイトプランの基本料金を持ってくれて、通話で加算された分だけ請求。
端末も無料。実際に派遣されていなくてもOK。
会社単位での契約でしょうから、いくらでも端末数(契約数)は増やせますよね。
Re:企業単位の契約の寄与 (スコア:0)
Re:企業単位の契約の寄与 (スコア:2, 参考になる)
本当に通話料だけ(10円とかw)しか印字されていないんです。
単純な代理店ではなく、やはり企業単位の契約なのだと思います。
ただ、派遣会社は登録者に対して、SBM携帯を持つようにずいぶん勧めているようなので、
少なからず契約増に対するインセンティブは入っているんじゃないかな、と想像しています。