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gedoの日記: 夢想的脱原発の暴走 11

日記 by gedo
昨日の菅総理の記者会見で、遂に夢想的脱原発をぶちかまして、さすがにメディアからフルボッコになっているようです。

そりゃ、具体的な道筋、例えば
  • どのぐらいのタイムスパンでやるの?
  • 代わりのエネルギーはどうするのか? (化石燃料は燃料高騰の上CO2出すし、自然エネルギーは不安定で密度低いし、もちろん島国なので電力輸入も不可)
  • 脱原発へ向けて産業構造はどうするの?(日本で脱原発したいなら今のような製造業中心は無理) それによって発生するであろう失業対策は?
  • 都市の構造はどうするの?(特に日本で今の高層ビルや地下鉄のコンクリートジャングルの巨大都市に長時間通勤というスタイルは維持不能)
  • 産業構造や都市構造変えた上、化石燃料の輸入増やしたら、どう考えても大失業の上に食糧(外貨)と土地の面で今の人口支えられないのですけど、人口削減への具体的な政策は? 産児制限やるの? 移民を出すの?
  • 電気代の上昇や電力供給のギャランティー型からベストエフォート型への移行に関するコンセンサスは?

しかも休日シフトとか社会的な負担が大きい(おかげで保育園や部品メーカーはなしくずし的に年中無休体制、親子で休みが合わないなど)節電策をとっても生産に支障が出ていたり、東北に至っては復興すらまだまだな状態で、何とか大停電や計画停電を回避できているから節電で乗りきれるというのも、あまりに楽観的過ぎです。デスマーチという言葉で想像できるように、無理な負担をかける対策は非常時に短期的にやる分には何とかなっても、長期化すればどこかから破綻します。東北も復興して生産が立ち上がってくれば、電力需要も増えます。(もちろん年中無休でビジネスをやっている企業はありますが、それは初めからコストをかけてそれが普通にできる体制(人員とか)をとった上でのことですから)

遂に日本に失望して海外に拠点を移すとか、海外の顧客から日本脱出を要求される企業が出ているとかで、日本の技術を特アに売り渡し工業を破壊してまで夢想的脱原発とは、菅総理はそれでも理系なのでしょうか?
あと自然エネルギーの高額買い取りも、自然エネルギーバブルを招いて電力網メチャメチャの上、大損する人があっちこっちに発生して死屍累々な国もあるとか。

その辺利害関係者(もちろん原発推進派も脱原発派も一緒に)揃って国全体や色々な分野での不利益についても公にして論議を尽くして具体的な方向を示し、 不幸にして脱原発によって仕事を失う人などへのケアなど、きっちり時間をかけてやったドイツ(メルケル首相も理系ですが)のような準備も覚悟もなく、ただ急進的に脱原発じゃ夢想的脱原発と何も変わりません。少なくとも市民運動家ならともかく一国の指導者がやるべき行動ではありません。

あと、首相「脱原発」の孤独な戦い-唐突会見にはこんな事情があった!に登場した古賀茂明氏も、脱原発のために電力のベストエフォート型への移行を主張していましたが、ちょっと詰めが甘い感じです。
特に半導体工場とかはどうするのかというツッコミに対して、「日本は技術力が高いので大丈夫、停電が常態化することはありえない」と根拠不明のありえない楽観論(日本の技術人材ベースが文系の搾取で崩壊しつつあるのに)を示したり、そんなに電力の安定度が必要な企業は自前で電力を用意しろとか言っていますが、もともと円高やコストその他で不利な状況の日本でそんなこと言ったら「どのみち自前で電力を調達しなきゃいけないなら海外に移転するね」と言われるのがオチではないでしょうか?

追加:
「3年内に海外移転」4割 社長100人アンケート(日経)
【日本解体工作】菅首相の脱原発構想と「市民の党」との関係[桜H23/7/14]大百科

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • たとえば、太陽電池のように供給が不安定な電源を利用可能にすれば、蓄電池の高性能化・大容量化の研究が強力に推し進められるように(そしてNECなんかがすでにプロダクトイメージをキャンペーン張っているように)、実は需要と供給のアンバランスを作ってやれば、市場は自動的に必要なものを補完します。この場合は発電システム側(電力供給側)に投資してやれば、自動的に反対側(蓄電側)は開発される。

    一方で、補充しなくてはいけないのは原子力発電分の発電量全部ではない。

    省電力プロダクトはすでにいくつも出ていて、単に「高額だ」という理由で売れ行きが芳しくない、というものも多い。
    こういうものが売れ、さらに輸出されるようになれば(ドイツなんかいい輸出先だ)、停滞しているビジネス界もきちんと回り始めると思う。もちろん、そういう発想に出ることが出来ない会社は潰れるけどね。
    一方で、工場とかの生産機械は今はちょっと効率が悪すぎるものがあるので、そういうものをリプレースしてもらう、というのも良いタイミングです(しかも中小企業より、大企業の工場のほうが効率が悪い)。

    というわけで、私がやれと言われたら、タイムスパンはだいたい9年ぐらいですかね。原子炉を全部止めた後の「お片づけ」時間は別途必要ですが。

    .

    なので、どちらかというと、今の日本のように首相の足をひっぱることに与野党が一致団結しているような状態が悪いだけでしょう。

    --
    fjの教祖様
    • あまりにツッコミ所だらけなのですが...

      たとえば、太陽電池のように供給が不安定な電源を利用可能にすれば、蓄電池の高性能化・大容量化の研究が強力に推し進められるように(そしてNECなんかがすでにプロダクトイメージをキャンペーン張っているように)、実は需要と供給のアンバランスを作ってやれば、市場は自動的に必要なものを補完します。この場合は発電システム側(電力供給側)に投資してやれば、自動的に反対側(蓄電側)は開発される。

      国民生活と日本の産業を人質に自然エネルギーを強制ですか? そんなことをすれば開発の前に企業は逃げるでしょう。自然エネルギーを使いたいなら、先にやるべきは蓄電技術の開発と系統安定化の目処をつける方です。(系統管理の重要性と責任の重さを理解していない人は、文系はもちろん理系にも多いです)
      さらに、そういうアンバランスを強制的に作れば、市場に発生するのはバブルです。スペインなどがいい例です。

      一方で、補充しなくてはいけないのは原子力発電分の発電量全部ではない。

      火力も無闇に増やせない以上、今までの社会を維持したいなら補充する必要があるのは原子力発電分+αになります。それができないなら、激痛レベルの変革を伴ってでも低エネルギー消費社会に移行するしかありません。

      省電力プロダクトはすでにいくつも出ていて、単に「高額だ」という理由で売れ行きが芳しくない、というものも多い。 こういうものが売れ、さらに輸出されるようになれば(ドイツなんかいい輸出先だ)、停滞しているビジネス界もきちんと回り始めると思う。もちろん、そういう発想に出ることが出来ない会社は潰れるけどね。

      今時の電気製品やパワーエレクトロニクスの類は十分に効率が高く、EU圏の規制対応のため力率も十分に高く、すでに乾いた雑巾どころではないレベルに達していますよ。
      それでも怪しい節電器の類をアテにしているのでしょうか?
      さらにそんなものが本当にできるなら20年も前から脱原発に取り組んでいて、なおかつ工業国であるドイツがとっくの昔に開発して、今頃逆に日本に売り込みにきていると思いますけど。ドイツを馬鹿にしてはいけません。

      一方で、工場とかの生産機械は今はちょっと効率が悪すぎるものがあるので、そういうものをリプレースしてもらう、というのも良いタイミングです(しかも中小企業より、大企業の工場のほうが効率が悪い)。

      減価償却という言葉をご存知でしょうか? 工場とかの設備というのは、そんな家電製品みたいにポンポンリプレースできるものではありません。大きな組織、大規模な設備であればなおのことです。
      それでもやれというなら、税法を改正した上、残存寿命分の損失を政府が保証するしかありませんけど。そんな法改正は革命でも起こらない限りたぶん無理でしょうし、そんな革命が起こったら企業はこぞって日本脱出、東洋のジンバブエになるでしょう。

      というわけで、私がやれと言われたら、タイムスパンはだいたい9年ぐらいですかね。原子炉を全部止めた後の「お片づけ」時間は別途必要ですが。

      たとえばドイツでは日本より有利な条件(電力の輸入ができたり、豊富な石炭や風力資源を持ち、巨大都市もなく、人口密度も高くない...など)がありながら、これまでの20年に加えこれから10年で合計30年かかる予定(さらにその後廃炉とかをやる)で、これでもドイツ国民や産業界は相当な努力と痛みを覚悟し受け入れています。
      そういうわけで、日本でたった9年で脱原発なんて、夢想的かつ急進的と言わざるをえません。

      なので、どちらかというと、今の日本のように首相の足をひっぱることに与野党が一致団結しているような状態が悪いだけでしょう。

      国を守るために首相が暴走しているのを必死で止めようとしているのではないでしょうか。
      別コメントにありますが、暴発して五・一五事件 [wikipedia.org]みたいなことにならないか心配しています。

      親コメント
      • さらに、そういうアンバランスを強制的に作れば

        これしか根拠がない反論だね。他は全部ここからの演繹にすぎない。

        で、はっきり言って、「原発を優先するために、蓄電システムとかに対して規制をしまくってアンバランスにしている」のが現状なのであって、その規制を外せばバランスポイントは自然な所に移動する。

        原発推進派は「自分が規制だらけにしてバランスを崩している」事を、まず理解するところから始め直すべきだ。

        --
        fjの教祖様
        親コメント
        • これしか根拠がない反論だね。他は全部ここからの演繹にすぎない。

          では、まずスペインの自然エネルギーバブルがどれだけ死屍累々になっているかお調べになってはいかがでしょうか? 新聞とかでも報道されています。

          で、はっきり言って、「原発を優先するために、蓄電システムとかに対して規制をしまくってアンバランスにしている」のが現状なのであって、その規制を外せばバランスポイントは自然な所に移動する。

          だから、電力の供給というのはいろんな産業や生活に直結していて、工業国にとって電力系統管理の責任はとてもとても重大なので、怪しげな物をつないで賭博場にするわけにはいなない場所です。
          もちろん、電力供給がベストエフォート型に移行して、半導体とか電炉とかギャランティー型の電力が必要な産業が日本からいなくなってもいいというなら、それはそれで筋は通っていますけど。

          #真面目に脱原発を考えるならともかく、変なイデオロギーで夢想的な脱原発を唱えるのは、まじめな脱原発派の方にも迷惑ですよ。

          親コメント
          • 結局、自然エネルギーに頼るつもりなら不安定さとは付き合うしかないんでしょうな。

            >電力の供給というのはいろんな産業や生活に直結していて、
            >工業国にとって電力系統管理の責任はとてもとても重大なので、
            >怪しげな物をつないで賭博場にするわけにはいなない場所です。

            >もちろん、電力供給がベストエフォート型に移行して、
            >半導体とか電炉とかギャランティー型の電力が必要な産業が日本からいなくなってもいいというなら、
            >それはそれで筋は通っていますけど。

            例えば、日本の電話回線ってのは結構信頼性の高いシロモノでしたが、
            携帯電話が出てきても同じ高品質を利用者が要求できたかというと、無理でしたよね。
            途切れるのは織り込み済みで使わないといけなかったけど、結局モバイルでコンタクトできる便利さが勝った。
            ベストエフォートで信頼性が落ちても、利用者が慣れてしまえばどうということはない。

            実際、ネットなんか最初から信頼性をある程度犠牲にしてるので電話回線用の帯域保証できるATMより
            Ethernet系が普及してますし、相性が悪いはずのストリーミング系データの転送も今やIP経由でどんどん行われてます。
            それこそ電話だってSkypeやGooglePhoneのようにIPパケットで使えてます。もちろん費用が安いからでしょうが、
            ソフトウェア側でもじっくり対応してここまでやれたという部分は見過ごせない。要は使い方じゃないのかな。

            今だと蛍光灯や水銀灯を減らして営業してる店舗がスーパーをはじめ普通に存在しますが、
            別にこれが大きな問題になってたりはしないわけですし、結構地道に対応は進んでますよ。
            # 夜が暗くなったのでひったくりのような犯罪は増えてるそうですが。

            ギャランティー型の電力が必要な部分って、要するに本当にミッションクリティカルな分野でしょう。
            例えば、エアコンを24時間稼働し続けないといけない需要家がどれだけありますか。冷蔵庫なんかもそうです。
            大部分の需要家は「絶対に停電しちゃダメ」ってことは無いんじゃないのかな。落雷で停電したらどうすんだろう?
            配電事情が悪化すれば海外に逃げるって話も出てるけど、実際のところ3.11以前の日本より停電の少ない国ってありますか?
            最初から日本を逃げだす用意をしてきた企業ならともかく、配電事情だけで海外移転を決意する企業があるのかな。

            確かに計画停電が発表された当初は人工呼吸器のような生命にかかわる装置のバックアップ電源が
            稼働できる時間の限界が問題になりましたが、年単位で時間をかければ対応できないことはないでしょう。
            コンピュータに関して言えば、ノートパソコンを使うかそれなりのUPSを装備すればいいだけのことだと思いますよ。
            大規模に、止まっちゃいけない電気を必要としてる場所は自家発電を真剣に考慮したほうがいいのでは。
            半導体分野なんかだと瞬停もマズいので現在も超電導コイルへの蓄電設備に投資してたりしますよね。
            昔に戻って、工場のために専用発電所を作ってもいいんじゃないかな。電気が導入された当初はそれが普通だったし。
            電力会社としては、勝手に電気を作られたくないので消極的ですが、本当は分散発電こそあるべき姿だと思います。

            そもそも大規模に電力を使う事業所では結構自家発電も持ってるケースが多いですよ。
            大概は古い設備なので効率は良くないし、最新鋭の設備に比べて大気汚染物質の排出も多いのだけど、
            今は電力が不足してる現状なので需要ピークではフル稼働させて売電することで配電の安定化に一役かってます。

            非常用ディーゼル発電機も結構いろんな所にありますが、配線を変更してエンジンオイル等を交換してメンテナンスすれば
            それなりにピークカット用で使えるようになるそうですし、実際ちょっと申請すると用途変更できます。
            非常用としてなら問題視されなくても、ずっと使うと大気汚染物質をたくさん吐き出すことになるので、
            そのへんの申請が必要だとかいう話でしたね。使いかたをちょっと変えるだけで活用できるものは結構あります。

            だいたい、オイルショックの頃なんて本当にどうしようもなかったので何とか対応するため必死でしたから、
            エネルギー消費は横ばいになったけど、産業分野は高効率化を進めて結局、国際競争力を上げました。
            それに対して家庭用は今に至るまでそれほど劇的な進歩は無くて、効率の良いエネルギーの使い方をしてません。
            確かに家電製品の電力消費に関してはトップランナー方式などで頑張ってきましたが、
            エネルギー消費全体で見ると、このセクターはまだまだ無駄が多いので絞れますし、そうすべきだと思っています。

            親コメント
          • では、まずスペインの自然エネルギーバブルがどれだけ死屍累々になっているかお調べになってはいかがでしょうか? 新聞とかでも報道されています。

            エネルギーバブルが死屍累々になるのは、スペインの「自然」エネルギーバブルだけではなく、エンロンの「通常」エネルギーバブルでも同様だ。ある種の過剰期待は常にバブルをもたらすが、それは原子力についても同様。

            むしろ現状が原子力エネルギーに対する過剰バブル状態であり、不正会計処理状態がとうとう露呈して、バブルがはじけ始めた状態と見るのが、経済的に正しい分析というものだよ。

            --
            fjの教祖様
            親コメント
            • エネルギーバブルが死屍累々になるのは、スペインの「自然」エネルギーバブルだけではなく、エンロンの「通常」エネルギーバブルでも同様だ。ある種の過剰期待は常にバブルをもたらすが、それは原子力についても同様。

              エンロンの件は企業がエネルギーでマネーゲームをやった結果であってそれはそれで反省すべきですが、政府自ら急進的な自然エネルギー移行を行ってバブルや財政破綻を招いたスペインとは本質的に違うものです。
              ここにエンロンの件を持ち出しても、自然エネルギーバブルを容認する理由にはなりません。

              むしろ現状が原子力エネルギーに対する過剰バブル状態であり、不正会計処理状態がとうとう露呈して、バブルがはじけ始めた状態と見るのが、経済的に正しい分析というものだよ。

              現在の日本で通常運転状態で一定の稼働率を期待でき発電量を読めて管理できるのは火力と原子力しかないのが現実です。しかも火力は燃料の高騰や政情不安、CO2があってこれ以上依存できないどころか減らす必要があるのです。
              ただし、事故が原因で電力網からの脱落が起こるリスクはどんな発電方式にもありますが、それを言うなら風力だって日本では落雷や不規則な風で故障が続出し絶望的に稼働率が低いですし、太陽光も緯度がそれなりに高く気象も不安定な日本では稼働率12%程度で、火力や原子力に比べて電源としての信頼性が低いのが現実です。(その点、安定した風が見込め海底も含めて平地を確保しやすい大陸なら風力もそれなりに活躍できますし、低緯度で砂漠がある国であれば安定した日射が得られるので太陽光もそれなりに活躍できるでしょう)
              さらに発電量あたりの死者が多いのは実は石炭火力だったりします。少し検索してもこんなものがあります。おそらく炭鉱事故での死者が多いのでしょう。
              Deaths per TWH by energy source [nextbigfuture.com]
              あと、原子力発電の依存しなければもたない経済その物がバブルだという考え方もありますが、それなら日本という国自体をどうやって原子力発電が不要なレベルまで縮小するのか、縮小した状態でどうやって経済や安全保障を確保するのか現実的に示さないと、やはり夢想的脱原発に過ぎません。
              恐らく、たった9年でそれだけ縮小するなら、相当数の移民を放出しなければならないでしょうけど、受け入れ国の選定から交渉、移民の募集や選定...さぞやたいへんでしょう。

              親コメント
    • 蓄電池の分野は、遅くともソーラーカーの研究が盛んだった90年代からずっと研究が強力に推し進められてきたはずなのですが。
      現状でも日本の複数のメーカーが蓄電池の研究続けてますよ。パッと思いつくだけでも、ソニー、東芝、三洋なんかは古くから業務用バッテリー作ってます。
      トヨタや三菱なんかの自動車メーカーもハイブリッドカーやEVなんかに使う蓄電池を研究してたはず。
      その上で個人的見解を述べさせていただけば、今後10年で工場レベルの強電用途に耐える蓄電池の実用/一般化ってのはちょっと夢見すぎかと。

      あと、世界的に見ればそれほど年間日照時間の長くない日本で、バカ高い上に現段階では対費用効果に乏しい太陽電池/バッテリーを導入してまで業務を続けるメリットって何ですかね。
      それこそ9年もあれば現地の人材を高等教育の段階から鍛え上げられるわけで、東南アジア辺りのオフショア使った方がよほど対費用効果が良いでしょうに。
      工場で機器のリプレイスまでするなら、それこそ外国に工場新たに作った方が総合的なコストは抑えられるでしょうし。
      同じ太陽電池を使うにしても、赤道付近であれば総合的な発電量はグッと上がりますしね。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年07月14日 19時33分 (#1986674)
    そのうち,閣議の最中に誰か大臣に刺されたりして。
  • by Anonymous Coward on 2011年07月14日 20時32分 (#1986701)
    サンシャイン計画がどういう末路をたどったかの勉強をするところから勉強するのが良いかと。
  • by Anonymous Coward on 2011年07月14日 22時57分 (#1986767)
    最近地球温暖化がどうこうとか誰も言わなくなりましたねぇ・・・
    今年のCO2排出量は凄いことになりそうですけど、どうするんでしょうか。
    /.jにもいっぱい居ましたけど、みんなどこに行ったのかなぁ・・・
typodupeerror

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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