久しぶりに日記書いてます。mixiに覚え書きにすると検索出来なくて困るんですが、あれって検索機能あるんだろうか。きっとGoogleだって検索一覧に載せてないだけでしっかりキャッシュしてんじゃないのかな、と思う。
去年の日記「tsファイルの訪れ」http://srad.jp/~gramme/journal/506392、で書いたts編集ですが今でも若干マイナーな手法で行っています。
とはっても、最近は番組を残すことはほとんどなく、映画のCMだけを集めたりアニメのOPとEDだけと録り集めたりしてました。
1年くらいでアニメのOPEDのファイルは200個くらいになりました。アニメって多いんだね。でもなんだろ最近は感動しなくなった。感情が凍っちまったか!?
で、それはさておきts編集です。あぶのーまりな編集方法はこんなだよってことで、現在の方法を書いておきます。この方法は、aviutlを使用してません。でもL字テロップと呼ばれるものを除去する時はaviutlを使用します。さすがaviutlはフィルタが豊富。
手順。
1. BonTsDemuxにtsファイルをポイ。エンコード方式をDemux(m2v+wav)にして変換し、w2vとwavに分離。
2. VirualDubにm2vをポイ。wavは[Audio]-[Audio from other file..]で読み込み。
3. VirualDubでぺけぺけと編集。--- VirtualDubの設定は *1 に ---
4. 編集を終えたらVirualDub から音声と映像を別々に出力。音声は、[File]-[Save WAV...]でwav保存。映像保存の前に、音声を保存対象から外すため[Audio]-[No audio]を選択し[File]-[Save as AVI...]で映像を圧縮保存。
5. 音声のノーマライズ。以前はaviutlにまかせていた部分。これをwavnoというソフトを使いノーマライズ。実際にはこれを少し改造して使用させていただいてます。今ふと考えたらこの部分って、VirualDubで出来ないかな。音声のフィルタなんて検索したこともなかった。
6. 音声をaacに変換。ズバっと変換です。コマンドはこんな感じ。
neroAacenc.exe -cbr 192000 -if %F_WAV% -of %F_ACC%
7. 映像の分割。分割っていうか映像ファイルから映像ファイルを取りだします。x264vfwで出力したavi(m4v)ファイルはなぜかそのままだと合成出来ないのでmp4boxを使用してdemuxします。コマンドでは以下みたいな感じ。
MP4Box.exe -aviraw video %F_AVI%
8. 映像と音声の合成。合体です。コマンドでは以下みたいな感じ。
MP4Box.exe -add %F_264%#video -add %F_ACC%#audio -new %F_MP4%
9. 完成?ちゃんと出来てたら、いらんファイル消しておしまい。
*1
プラグインにMPEG2.vdpluginと映像圧縮にx264vfwを使用。映像フィルタは deinterlace と field bob 、resize。
フィルタの設定内容は、ファイルを読み込んで一度設定したあと[File]-[Save proccessing settings..]で保存しとく。保存した設定ファイルはテキストエディタで開き、SetSource()の行とかを消しておく方がいいかもしれない。
映像圧縮の設定は[Video]-[Compression]-[x264vfw - H.264/MPEG-4 AVC codec]-[Configure]で設定。たいしこだわりもなく適当に設定。Multithreadingの設定項目だけちょっと注意。圧縮時にかかる時間が変わる。
こんな感じかなー。x264vfw以外はインストール作業がないツールばかりだと思います。
30分で300MB前後のファイルになるのですが、これって圧縮してるのにフロッピー300枚分?今だになんでもフロッピーで換算しようとする。だいたい地デジが12Mbpsくらいのデータだっけ。おーざっぱに、8Mbpsの1.5倍として計算すると1秒ごとに1.5Mバイトってことかぁ‥フロッピーディスク3枚が2秒ごとに飛んでくる感じ?んー、いまいちパッとせん例えでおしまい。あ、そういえば、フラッピーとぬーぼーは今。
add:20110224 タイトルにtsのことを追記しました。自分で忘れそうだった‥。スラドってラベル付けたり出来るんだっけ?