kenketsuの日記: 店の入れ替え 2
自宅から一番近いクリーニング屋が、焼き肉屋に変わっていた。変わったのは最近だと思うが、気付いていなかった。今後、クリーニングはどこに出そうか。近くで代わりの店を探さないと。
そのクリーニング屋は、小ぢんまりとしたお店だった。どこかのフランチャイズではなく、個人経営のお店だったのだろう。店構え的には、はるか昔から営業していたと思われるが、具体的にいつから営業していたのかは知らない。
お店での応対は、小柄なおばちゃんがしていた。自分はあまり頻繁には利用しなかったにもかかわらず、おばちゃんには自分の名前を憶えてもらっていたりした。おばちゃんは結構なお年なように見えていたので、店を畳んだ理由が引退だとしても、まあ自然だろうか。
そんな感じで、お店側の個人が分かる距離感でずっと付き合っているお店は、近くでは床屋くらい。あの床屋には、今の住居に引っ越してからずっと通っている。だから、もう二十年近いのか。先のクリーニング屋も、付き合い始めた時期は同じだが、当然、もう期間が伸びることはない。
その床屋のダンディなご主人は、自分と同年代か一回り上くらいに見える。少なくとも下ではないだろう。(恐らく)奥さんも理容師で、その二人で回しているお店。だから、この床屋はまだまだ続きそう。まあ、自分は床屋では喋らないタイプだから、実際どうのかは分からないが。
ちなみに、自分は丸刈りなのもあって、カットへは細かい注文を出さなくてもいい。だから、「同じで」か、ご主人からの「同じでいいですか?」に対して「はい」で終わる。店内で自分が喋るのはそれだけ。なので、他にお客さんがいない場合は、テレビから音声が流れている以外は、静かな時間がひたすら続く。こういう客は、床屋から見てどうなんだろう。
床屋で思い出したが、自分の父は、同じ床屋に生涯通い続けたのだった。自分が今のところにずっと住み続けるかは分からないが、もしかすると、自分も同じパターンになるかもしれないな。歯医者は確実にそうなりそう。
また、そういう個人経営のお店でなくても、同じ店に通い続けていると、同じ人がずっといるなーというのは分かる。近くのコンビニには同じ店員さんがずっといたりするし、スーパーでも同じ人がずっとレジ打ちをしている。バイク屋は結構人が入れ替わっている印象。
こっちから見れば「いつもの人だなー」ではあるが、あちら側からすれば自分は多数の中の一人でしかないと思われる。でも、実際はどうなのか。そういう立場で仕事をしたことがないから、よく分からない。