文房具売り場をぶらぶらしてると
SMAFO BUNGU sheetなる商品を発見
四隅にマーカーがある透明なプラスティックシートを書類の上において携帯端末カメラで撮影すると歪みを補正して画像を取り込んでくれる商品である。キングジムの
SHOT NOTEの下敷きバージョンと言えば通じる人は多いかもしれない。
普通の書店併設の文具コーナーだったのでA6のもので1300円ほどした。
Amazonで買えば、約600円で買えたようだが、いろいろ文具を買ったついでだったので一緒に購入(^^;;
割高感はあったけど、
SHOT NOTEが手書きメモの記録用というのに対して、
SMAFO BUNGU sheetは新聞や雑誌などを簡単にスクラップする目的にはもってこいな感じがしたのだが・・・
事務所に戻って袋からだして、
AppをiPadとAndroidスマホにインストールして、
机の上の書類を1枚取込んでみての感想
こりゃ、ダメダメだ!!
まず反射防止と思われるマット加工がされたプラスティックシートは、紙と密着している状態で真正面から撮影しないと下の文字がぼやけて読み難くなるというかモヤの中状態
普通に紙の上に置いただけでは、少しは浮いてしまうので手で押さえないとほぼ100%見難い状態となる。
手で押さえて密着させればそこそこハッキリ撮影できるも、フレーム脇を押しす程度では改善はせず、シートの中心を押さないとダメ・・・使えないじゃん(笑)
また斜めから撮影した場合もボゲ具合が拡大してしまう。
この商品、密着させて真正面撮影じゃないと話にならないというナイスな仕様のようだ
そもそもこの商品の目的は、歪みなどを気にせずに撮影するとちゃんと補正した画像が取り込めるというものだと思うのだが、それを全否定というすばらしい内容に脱力してしまった
机の上などでは、真正面から撮りたくても紙面の反射や自身の影を避ける為に斜めから撮影するという利用シーンは一般的だと思うし、真正面から撮影できるならこんな商品不要でしょう。
さらに酷いのがアプリ
Android版も
iOS版も試してみたけどキングジムの
SHOT NOTEに比べてマーカー位置に許容されるエリアが狭く撮影がシビアになる。
これも真正面撮影しか考えていない設計なのかもしれない。
あと主に斜め撮影で試したからかもしれないが、マーカーが認識エリア内にあると思われるのになぜか認識できないということが結構あった。
それ以外の使い勝手は、まともな取り込みができないので未評価(笑)
ちなみに、アプリの評価をみてみると
SMAFO BUNGU - sheet
Android アプリ:平均評価1.6
iOSアプリ:★1つ半
見事に1つ★のオンパレード
先にアプリを確認してから買えばよかった(涙)
ちなみに
SHOT NOTEは、そこそこの評価
SHOT NOTE
Android アプリ:平均評価3.2
iOSアプリ:★4つ
個人的な感想としては、手書きメモ用なら
SHOT NOTEの方がまともでした。
久しぶりに地雷を楽しんだ1日でした。
p.s.
プラカッターでマーカーを残してシートを切り抜けば活用できるかもしれない。
暇な時にやってみよう