kubotaの日記: また故障!?
前回もそうですが、Linux (Debian Sid) とのデュアルブートだったおかげで、Linux 経由でデータを救出することができました。ファイル名に日本語を使っていると、けっこうはまりますが。
kubotaさんのトモダチの日記、みんなの日記も見てね。 スラドのRSSを取り込んでみよう。
前回もそうですが、Linux (Debian Sid) とのデュアルブートだったおかげで、Linux 経由でデータを救出することができました。ファイル名に日本語を使っていると、けっこうはまりますが。
xearth と同様、地球上の都市名などを表示できたりできます。最近、freetype を用いたレンダリングが可能となっていましたが、国際化という観点からはむしろ後退かなと思っていました。で、pango を使ったらどうだろう、という話をしていたのですが、どうやらそれが近いうちに実現しそうです。
Pango を直接使ったアプリケーションというのは、もしかしたらこれが初めてかもしれないです。間違ってたら教えてください。
たとえば、スクリーンショットみたいな感じになるそうです。都市名の表示位置が若干問題ありですが、それは混み合ってるのが原因ということで。
というか、アラビア文字読めない。(アラビア文字については、mlterm で知り合った Nadim さんのつてで、Arabeyes Project の協力によるものです。)
「Copyright (C) 2003 Software in Public Interest」とあるので、信頼できる情報ではあるのだと思います。ちなみに Software in Public Interest とは、Debian などのさまざまなプロジェクトへの支援を行う団体です。ってぼくも詳しくは知りませんが。
lv ももはや秒読み段階なので、kmuto さんからの召還に応じたいところなんですが、さすがに仕事に使うメインマシンをインストールテストにまわすのは怖いです...
仕事でもないのに、2日くらいなんとも思ってないのに、誠実な人です。(もしかして仕事だったりする?)
ちなみに、国際化関連について述べた README ファイルについてはほとんど詰めが終わっています。
というのは、SuSE 版 xterm には ISO-8859-1 と 15 だけを特別扱いして luit なしでサポートするというパッチがあててあるらしくて、それはきわめてけしからんという話をしていたのです。言語のあいだで不平等だから。Dickey さんのメールでは、「かれらは差別主義者というわけではなく、たんにマーケティング上の決定に従ったのみなのだろう」というふうに書きましたが。
で、パッチについてです。 "locale: true" モードでは、従来、どんなときでもかならず xterm は UTF-8 モードとなり、UTF-8 ロケール以外ではさらに luit が起動しました。これを、ロケールが "C" や "POSIX" やみ設定の場合には 8 ビットモードとなるように変更します。
もうひとつ、luit が見つからない場合には、従来は luit の起動に失敗するだけなので UTF-8 モードになってしまっていましたが、これも 8 ビットモードにするように変更します。
...というパッチですが、さてどういう扱いになるやら。
ちなみに、XFree86 の CVS にも入っていますので、XFree86 4.4 に間に合うはずです。
いま、locale リソースのデフォルト値は「medium」ですので、日本語環境 (LANG=ja_JP.eucJP, LANG=ja_JP.EUC など) の場合はまったくデフォルトのままで何の設定もすることなく、xterm を起動すると日本語 (EUC-JP) になります。JIS X 0212 もサポートされています。日本語以外には、韓国語 (EUC-KR)、中国語 (EUC-CN (いわゆる GB2312)、Big5)、タイ語 (ISO-8859-11 (いわゆる TIS-620)) で、デフォルトのままでロケールに従った動作をします。
で、どんなロケールであれロケールに従った動作をするようにしようという、もうひとつの目標がありますが、そっちについては、Thomas Dickey さんは「Debian については XFree86 ベースなので実験的にそうしてみるのもいいだろうが、ほかの X 実装については問題が生じる可能性がある」とのこと。
ひまがあれば、大きくない普通のたこ焼きをごく普通の店で買って食べてみてください。(たとえば銀だこのような) 東京のとは違いますから。
(というか、誰が読んでるという想定で書いてるのだ?>自分)
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである