いまどきの寄進瓦はスキャナとインクジェットで
寺院の建築や再建で寄進者の名前を瓦に書くことはよく行われてますが、京都新聞の記事によると、現在修復中の東本願寺・御影堂の瓦には、寄進者の「筆跡をスキャナーで読み取り、微調整をしてそのままインクジェット技術で瓦に印刷する」とのこと。一昨年も卒塔婆用プリンタの話題がありましたが、木とか石とかにはやはりインクジェットなんですかね。 ところで、受託したメーカーによると「記名は100年以上保たれる」とのことですが、クライアント側は「門徒の名前が永遠に残ることを願っている」と話しており、両者の意識には大きなずれがあるような気が。せめて、56億7千万年ぐらいは保たないとダメなんじゃないかなぁと思うのですが。