myabiの日記: 黄金桃買い付け年記 1
本日(8/29)、毎年恒例の黄金桃買い付けオフ。ついでに鉄的なことも堪能。
面子は昨年とあまり変わらず。
今年は川中島の蕎麦屋たなぼた庵での合流となったため、ただ一人の電車組である私は例によって東京駅から長野新幹線(旧通称)改め北陸新幹線(正式名称)に乗車。
当然ですが、金沢開通後はダイヤが大幅に変わり、昨年とは時刻も列車名称も完全に様変わり。
まずははくたか555号にて上田へ。2番編成でした。
本日のはくたか555号はメチャ混みで東京駅でほぼ満席、大宮では自由席で立ち客が多数発生。しかし、軽井沢で半数近くが下りて一気に空き、佐久平でもかなり降りて、上田ではガラガラになっていました。
私も上田乗換だったのですが、上田でトイレ(小)に寄ってからしなの鉄道に乗ろうとしたら、次の電車が4分後。もしトイレで大に入ったりしたら完全にアウトだったでしょう。
しなの鉄道で乗った列車は115系の2輌編成。すれ違う列車もほぼ2輌編成で、2輌編成の数がすごく増えた感じがしました。ただ、乗った編成はしな鉄色になっていましたが、すれ違う編成には長野色のものもあり、塗色変更はまだ完全には終わっていない模様。
坂城の169系湘南色保存編成は、特にオレンジの部分の色褪せが進んでおり、屋外保存の難しさを感じさせます。
屋代では、長電工場だった建物にしな鉄車輌が入っていました。長電河東線廃止後は昨年まで使われていなかったようなので、しな鉄に譲渡して使う形にでもなったのでしょうかね。
川中島で降りて徒歩でたなぼた庵へ。車組と合流していつものように蕎麦を食そうとしたのですが……今年は中盛りがなくなっておりました。
なくなった理由は茹で汁(蕎麦湯)の蕎麦粉の濃さで浄化槽がやられたため云々とありましたが、中盛りの代わりに普通盛りを二枚頼めば量は変わらないわけで、これが本当の理由とは思えず、おそらく中盛りの(客から見た)コスパが良過ぎたので取り止めただけの、実質値上げのように思えます。
この店の魅力は量の多さにあったので、中盛りがなくなったのは魅力が半減以下。来年からどうするかなあ……。
蕎麦の後は、本来の目的の黄金桃買い付けのため、毎年行き付けの直売所へ。
例年通り、いや、今年はこれまでよりちょっと多めでしたが黄金桃を買い付け、その他の注文や買い付けも終え、今年のミッションは無事完了。
実はいつもの行き付けの模型屋の店長や呑み仲間の常連さんに久々に黄金桃が食べたいと言われており、ゆっくりしていたら模型屋の閉店時間に間に合わないので、分配後はとっとと帰路へ。
屋代駅ではタイミングが悪く、数分前に軽井沢行が行ったばかり。次の小諸行まで約30分待ち。
30分後に来た列車は長野色でしな鉄シール付きの3輌編成。あれっ?と思ったら、ドア横の席の手すりにアクリルの板。間違いなく最近までJR所属だった編成です。
長野から北もしなの鉄道になった関係で、乗り入れ区間が長野県内信越本線全区間となった篠ノ井-長野間だけになったことから、乗り入れ距離と車輌数のバランス、JR側の211系導入による115系廃止などで、3輌の編成もしなの鉄道に譲渡されたようです。
上田では、約20分にあさま624号。って各駅停車かよっ!
その次の列車もあさまで、しかも8連。数少ないE2系です。時間に余裕があれば次の列車を待ちたいところでしたが、余裕がなかったので、仕方なくあさま624号にそのまま乗車。
ガラガラだったので、車輌の一番前の席(1A)にいつものように陣取り、足元に桃の箱を置いてうとうとしていたら、軽井沢の手前で突然渡り線を転線。さらに右へスライドして、下り線の副本線へ入線。同じホームの向かい側の列車表示は長野行とか金沢行とかなので非常にシュールです。東北新幹線福島駅でつばさを連結する上り列車とかなら理由も判るのですが、軽井沢で何故?
ちなみに、上り線の副本線にはE2系(赤いラインのE2系を見たのは2年ぶり)が下り側先頭のライトを点けて回送表示で停まっていましたが、これと関係があるんでしょうかね。
ともかく、かがやきに抜かれることも下り列車とすれ違うこともなく、そのまま出発して再び上り線へ転線。
ちなみに、軽井沢では長い列ができていて、立ち客こそいないものの、ほぼ満席となりました。
乗ったあさまは各駅停車だったので時間が掛かり過ぎ、行き付けの模型屋閉店時刻の19時には少し遅れそうだったので、予め連絡を入れて待っててもらい、結局模型屋に到着したのは19時15分頃。
二箱持ち帰ったうちの一箱を店長と呑み仲間に分配し、一旦家に戻って残りの桃やその他荷物を置いて、呑み仲間とともにいつものようにライオンへ(ただしいつもより一時間遅れ)。あとはしこたま呑んで、先ほど帰宅しました。
さて、明日から数日間は黄金桃祭りだぞ、と。