okkyの日記: 面接で私が気にしているポイント -5- ペン
「書かれるもの」について言及したら、「書くもの」についても言及せねばなるまい。というわけで、次はペン。
一応気にするべきことは次の3点。
- 鉛筆やシャープペンシルを使うときは消しゴムは使うな
- ペンのグレードも相手に合わせろ
- マルチペンを使うときは音を気にしろ
1 は比較的判りやすい。ようするに「消しゴムのカス」の問題。
お客様のところで面談をして、席を立ったら席に…あるいは床に…消しゴムのカスがごっそり…というのは、お世辞にもよろしくない。掃除は容易ではないし(掃除機が社員の手の届くところに置いてある企業は少ないし、ましてや社外の人を案内する会議室のすぐそばにはない。さらに言えば、相手に掃除させるのか? それ)、次にその部屋を使う人達に対する心象が良くない状態を作ってしまう事自体、よろしくない。
というわけで、鉛筆やシャープペンシルを使うのはいいと思うが、その場合は消しゴムを使わない。フリクションペンの方が良いかも。私は二重線で消すだけにしてます。
「何をどう間違えたのか」
自体、その場で何があったのかのヒントになることが多いので。
2 はようするに、-3- 衣装の処で言ったのと同じ。マービン・バウアーの言うように「相手の流行に合わせろ」。
とは言っても、相手のところでどのようなものが流行しているのかなど、そうそうは判らない。なので、こういうルールを。
- エライ人相手の場合は、ペリカンのスーベレーン(これを持ち出すのはそうとうレアですが)
- 技術系の人相手の時は、ラミーサファリのスケルトン(万年筆)か、三菱のジェットストリーム
- 技術屋ではなく、普通の人の場合は、ZEBRA のシャーボ
ようするに相手の収入に合わせています。が、技術系の場合は「中が見える」系か「書き味なめらかなこだわり」系のどちらかを。
本当は「シャーボに入るジェットストリーム替芯」があると嬉しいんだけどね~。
3 は、マルチペンユーザーの多くが気にしていないこと。
複数の色が1つにまとまったマルチペンは1本で多彩な色や太さが出せて良いのですが、これを動かすと色などを変えるたびに「カチャカチャ」とうるさい音がします。
特に、相手の話を聴いて、その内容をメモしているはずの時にこの音がすると、
- 相手の集中を阻害する = 不快感を与えている
- あなたがノートをとることに集中しているように見える = 相手の話を十分聞いていないという心象を与える
という2つのデメリットがあります。なので、マルチペンはあまりおすすめできない。
しかし、だからと言って会議室で筆箱を開いて山のようなペンを取り出すのも考えもの。マインドマップに書く、とかね。マインドマップは特に、聞いている側が何に集中しているのか、相手がみて判らないという弱点があるので、会議の場でのノートには使わない方が良い。
相手が話している間に取るノートの色を1つ、こちらが話す事を見たりその場で見直した際に気がついたことを書くための色を1つ用意すれば「会議の場では」それ以上は不要なはずです。実際には、大事なところに印をする、的な行動を取る必要があるので、もう1つ使うことが多いですが。なので会議の場ではとりあえず、1~3本のペンだけを取り出すことにしています。もちろん、カバンの中にはもっとたくさん入っているんですが。
.
これは転職などでの面接でも同じ。
「面接の場では自己アピールが多いから筆記具は出さない」
という人が結構多いみたいですが、ノートと筆記具を「出しておいて、結局使わなかった」という形のほうが 人の話を聞く人であるかのように印象づけやすい。なので、持って行って、取り出しておく事をお勧めします。
少々荷物が増えること以外、特段デメリットはないはずでしょう?
ノートだって手帳サイズのもので十分ですし。
面接で私が気にしているポイント -5- ペン More ログイン