passer-byの日記: uim + anthy on upgraded Debian 10 buster
日記 by
passer-by
だいぶ前にデスクトップの Debian を buster にアップグレードしたら、uim+anthy でかな漢字変換ができなくなっていた。
先日ようやく解決したので、その備忘録。
- apt-get dist-upgrade でパッケージは(例によって改廃は色々あるが)正しく入る。
- buster では、anthy は EUC で記述されたモジュールが廃止されて UTF-8 版に移行している。これに伴い、各所で露わに anthy を要求していたところを anthy-utf8 に置き換えてやらなければならない。
- stretch まで anthy を使っていたなら、~/.uim を手でいじっているかもしれないので要確認。
- uim-pref-gtk を使って GUI 環境で設定したことがあれば、そちらでも anthy が意識せず露わに指定されている可能性がある。「全体設定」の「入力方式の利用準備」にある「使用可能にする入力方式」をきちんと設定して、"Anthy (UTF-8)" を入れて "Anthy" を外すこと。
- anthy-utf8 でも EUC-JP locale で問題なく使える。
UIM が認識する入力方式名が変わっているのは盲点でした。
個人設定はクリーンインストール環境にアカウント移しても引き継がれる筈なのだけど、他にハマった人はいないのかなぁ……?
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