rudyardの日記: 終局
その理由は、亀田家の存在自体に「商業価値」があったからにほかならない。
事実、次男のタイトルマッチは驚異的な高視聴率を記録し、ビジネスとしては成功を収めた。
しかし、ここまでだ。
結果の分かりきった試合を、なぜ多くの人が見ていたのか。
その理由は、「亀田家が負けるところを見たい」という興味があったからだ。
そして、その期待は「亀田惨敗」という最高の形で、かなえられた。
(反則、処分でマスコミ各社が大喜びしているのは余計だが……)
メッキが剥がれ落ち、「初の」敗北を喫した亀田家。
もう、十分だ。二度目は必要ない。
少なくとも次男の試合だけは、もはや注目を集めることはないだろう。
入場料も得られない、視聴率も見込めない。
そんな選手をプロとして雇っておくほど、連中も甘くはあるまい。
このまま引退させてやるのが、本人にとっても最良の道だろう。